大間崎
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大間崎(おおまざき、おおまさき)は、青森県下北郡大間町にある本州最北端の岬である。晴れた日は函館山から恵山岬にかけての北海道の海岸が目前に広がる。
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[編集] 地理
下北半島北端で津軽海峡に面する位置にあり、北緯41度33分・東経140度54分。対岸に位置する北海道の汐首岬との間は僅々18km足らずに過ぎない。本州・北海道間の最短地点である。
岬南方には大間町の市街地及び大間漁港が展開する。潮流の速い地域であり、周辺は良好な漁場で、マグロの一本釣りの名所として知られる。
[編集] 大間崎灯台
潮流の速い水道の「クキド瀬戸」で隔てられた沖合600mの弁天島に大間崎灯台が設置されている。
[編集] アクセス
- 鉄道:大湊線下北駅から下北交通バス佐井線で約1時間40分、「大間崎」下車。
- フェリー:函館港から東日本フェリーで大間港下船後、「根田内」から下北交通バス佐井線で約10分、「大間崎」下車。
- 高速船:青森港から下北汽船で佐井港下船後、「佐井」から下北交通佐井線で約30分、「大間崎」下車。
- むつ市から国道279号で約1時間。
- むつ市脇野沢、佐井村方面からは風光明媚な国道338号(海峡ライン)がある。
[編集] その他
岬には「ここ本州最北端の地」の石碑が建ち、付近は公園として大規模に整備され、土産店や食堂が立ち並ぶなど観光地としての俗化が著しく、隣の尻屋崎とは対照的。
[編集] 外部リンク
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