尻屋崎
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尻屋崎(しりやざき)は青森県下北郡東通村、下北半島の東北端に位置し、岬の北側は津軽海峡、東側は太平洋。潮の変わり目である。 あたり一帯には寒立馬(かんだちめ)という馬が放牧されており、観光の要所になっている。尚、夜間は閉鎖される。
[編集] 歴史
古くから尻屋崎周辺の海域は、津軽海峡から太平洋へと潮の流れの変わりやすい海上交通の難所として恐れられ、江戸時代にはここは避けて、下北半島の物資は専ら西廻り航路(北前船)で日本海経由で運ばれた。太平洋経由の江戸から北上する東廻り航路は江戸中期にようやく八戸までの交通が確保されたにすぎなかった。蝦夷地の本格的な開発は、この海域をはじめとする、安全な航路と海洋技術の開発を待たねばならなかった。
[編集] 尻屋崎灯台
尻屋崎には国内最大級の光度、53万カンデラを誇る尻屋崎灯台がある。
詳しくは尻屋崎灯台を参照。