大阪瓦斯ビルヂング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大阪瓦斯ビルヂング(おおさかがす - )は、大阪市中央区の船場、御堂筋沿いにあるオフィスビル。通称「大阪ガスビル」または「ガスビル」。大阪ガスの本社がある。
目次 |
[編集] 歴史・概要
アール・デコ様式。安井武雄の設計で1933年(昭和8年)に竣工。大阪大空襲では、周りが焼け野原になる中、奇跡的に無事だった。1966年(昭和41年)、安井の後継者で安井建築設計事務所社長(当時)の佐野正一による設計で北館増築が竣工し、現在も大阪ガスの本社として使用されている。
2002年12月の文化審議会答申[1]を受け、2003年3月に「大阪ガスビルディング」の名称で国登録有形文化財として登録された。また2003年9月には、現存する重要なモダニズム建築物として「日本におけるDOCOMOMO100選」に選ばれた。
[編集] 建築概要
- 設計:安井武雄(南館)、佐野正一(北館)
- 施工:大林組(南・北館とも)
- 竣工:1933年(南館)、1966年(北館)
- 所在地:大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号
- 階数:地上8階、地下2階(南館竣工時は地下1階)
- 延床面積:46,897.11平方メートル(南・北館の合計)
[編集] 交通アクセス
[編集] 脚注
- ^ 登録有形文化財(建造物)の登録について 文化庁 報道発表資料 2002年12月6日
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 建築関連のスタブ項目 | 近代建築 | モダニズム建築 | 大阪市の建築物・観光名所