女無宿人 半身のお紺
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『女無宿人 半身のお紺(おんなむしゅくにん はんみのおこん)』は、テレビ東京で製作され1991年1月6日から3月31日にかけて毎週日曜21時から放送されたテレビ時代劇。全13話。原作は笹沢左保の時代小説、主演はかたせ梨乃。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 概略
幼い頃に両親が無理心中を図り放火したとして獄門台送りになって以来、養父・徳田九兵衛に育てられたお紺。男を嫌い二十歳の頃まで生娘のまま過ごしたが、ある日、流れ者の善十と知り合い恋仲となる。体を求める善十に対しお紺は二人の愛の証として、二人の体を合わせると一つの図柄になる登り龍の刺青を彫る事を提案し、完成した夜に初めて善十に抱かれる。その後、善十はささいな小金欲しさに九兵衛を殺害し江戸を離れ逃亡する。九兵衛は死の間際にお紺に両親の死の真相を伝え、善十の事を忘れろと伝え事切れたが、善十の事を愛し養父殺害犯と信じられないお紺は善十を捜し真相を確認すべく、江戸を離れ無宿人となって諸国を探し回る股旅物時代劇
[編集] スタッフ
- 原作:笹沢左保『女無宿人愛憎行 半身のお紺』(祥伝社:ISBN:4396327927)
- 監督:山本邦彦(1話~2話)、藤由紀夫(3話~4話)、帯盛迪彦(5話~6話・10話~13話)、安室修(7話~8話)、是沢邦男(9話)
- 脚本:中村勝行(1話~2話・10話・12話~13話)、伊勢間照(3話・5話・7話)、高崎雅明(4話・8話~9話・11話)、上岡一美(6話)
[編集] 主な配役
[編集] 放送リスト(サブタイトルリスト)
- 想い涸れましょうや(1991年1月6日放送)
- 心遣いは無用にて候(1991年1月13日放送)
- お紺まいります(1991年1月20日放送)
- この涙お笑い下さい(1991年1月27日放送)
- 束の間の夢にて候(1991年2月3日放送)
- 天罰でしょう(1991年2月10日放送)
- 龍は昇天いたし候(1991年2月17日放送)
- 醒めてうずきます(1991年2月24日放送)
- さだめが憎い(1991年3月3日放送)
- 紅が眼にしみます(1991年3月10日放送)
- 吹雪は去りました(1991年3月17日放送)
- 鈴も一緒に棄てました(1991年3月24日放送)
- 果てしなき旅にて候(1991年3月31日放送)
テレビ東京 日曜21時台 | ||
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