安田隆行
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安田隆行(やすだ たかゆき、1953年3月5日-)は日本中央競馬会(JRA)の元騎手で現在は調教師。栗東トレーニングセンター所属。京都府出身。騎手時代はトウカイテイオーの二冠制覇で知られるが、もともとは小倉や中京といったローカル場所を得意としていた。
[編集] 騎手としての経歴
- 1971年 - 栗東・梶与三男厩舎所属の騎手候補生となる。
- 1972年 - 騎手としてデビュー。3月4日に初騎乗。3月18日ニホンピロエージーで初勝利。
- 1974年 - 5月に栗東・田中康三厩舎に移籍するが2ヵ月後に再び梶厩舎に復帰する。
- 1975年 - シュンエイ記念(コウケンジ)で重賞初勝利。同年、44勝を上げ全国リーディング11位(騎手生活で最高位)
- 1986年 - フリー(どこの厩舎にも所属しない)騎手となる。
- 1990年 - 12月1日の中京競馬で1日6勝の当時JRA新記録を達成。この中にはトウカイテイオーのデビュー戦(新馬戦)も含んでいる。
- 1991年- トウカイテイオーで皐月賞と東京優駿(日本ダービー)の二冠を制する。
- 1994年- 調教師試験に合格。騎手を引退する。
生涯成績- 6401戦680勝(うち障害4勝)、重賞13勝。
[編集] 調教師としての経歴
- 1995年 - 厩舎開業。3月11日初出走。3月25日にアカツキホーオーで初勝利。
- 2000年 - シルヴァコクピットで重賞初勝利。(きさらぎ賞)
- 2004年 - JRA記録に並ぶ10週連続出走馬勝利を達成。
- 2007年 - 管理馬のホワイトベッセルがJRA史上初となる白毛馬の勝利。