宗佐駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宗佐駅(そうさえき)は、兵庫県加古川市八幡町宗佐にある三木鉄道三木線の駅。三木線が三木鉄道へ転換されてから開業した簡便な駅となっている。
目次 |
[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線のみをもつ地上駅。ほぼ東西に走る線路の北側に、簡単なホームを添えただけのつくりとなっている。
開業以来無人駅である。そのため駅舎はなく、ホームの上に短い上屋があるのみである。
ホームの下石野方からは脇へ坂が下りており駅から外部へはこれを使う。駅の下石野方には宗佐踏切があるので、駅から線路を越えて南側に行くことができる。その他、ホーム上には公衆電話が設置されている。
[編集] 駅周辺
駅の東側には南北に細長く宗佐の集落が開けているが、西側は田園地帯である。駅の南200メートルほどのところを三木鉄道にほぼ並行する形で県道20号が走っており、また駅の東200メートルほどのところを県道84号が走っている。
当駅と次の下石野駅の間はわずか500メートルほどの距離であるが、加古川市と三木市の境を越える。間には小さな山が横たわっているため三木線の線路は切り通しの中を進んでいる。
- 宗佐厄神八幡神社 - 県道84号沿いに南へ1キロメートルほど
[編集] バス路線
北宗佐停留所が最寄。神姫バスが発着する。
[編集] 歴史
このあたりの線路は1916年(大正5年)11月22日に開通しているが、当初この駅は設置されていなかった。線路は当初播州鉄道のものであったが播丹鉄道、国鉄を経て三木鉄道に移管され、その後の1986年(昭和61年)に下石野駅、西這田駅、高木駅とともに当駅が開業した。