宮川堤駅
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宮川堤駅(みやがわづつみえき)は、かつて伊勢電気鉄道線(後の関西急行鉄道伊勢線)に設けられていた駅である。
[編集] 駅概要
名称の通り、電車が宮川をトラス橋(後に豊橋駅北の道路橋へ転用)越えて宇治山田市に入った直後、堤防の上に設けられていた駅である。
相対式ホーム2面2線で、ホーム中ほどに待合室があった。
なお昭和17年の廃止後も、橋脚は昭和40年代まで残り、ホームの一部も戦後まで放置されていた。
また伊勢電気鉄道の廃線跡は、この後大神宮前駅跡まで市道となっている。
[編集] 沿革
- 1930年12月25日 - 新松阪~大神宮前間開業に伴い親切
- 1936年9月15日 - 参宮急行電鉄へ伊勢電気鉄道が合併
- 1941年3月15日 - 大阪電気軌道と参宮急行電鉄が合併、関西急行鉄道となる
- 1942年8月11日 - 新松阪~大神宮前間廃止により廃駅
[編集] 隣の駅
- 伊勢電気鉄道
- 本線
- 川端駅 - 宮川堤駅 - 山田西口駅
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