将棋会館
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将棋会館(しょうぎかいかん)は、日本将棋連盟の本部のある建物。
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[編集] 将棋会館
公式戦の多くとタイトル戦の一部は将棋会館の対局室で指される。新進棋士奨励会や女流育成会の対局も行われる。対局室は和室で、座布団に座る形で対局を行う。
一般の人が参加できる将棋道場(洋室で椅子対局)や将棋教室も開かれている。
[編集] 関西将棋会館
大阪府大阪市福島区にあり、福島駅から徒歩2分。東京の将棋会館と同様、対局室が設けられており、関西所属の棋士の対局はここで行われることが多い。
東京と同様、将棋道場、将棋教室なども設けられている。4階には将棋博物館が併設されていたが、2006年10月に閉館となった。
[編集] 将棋博物館
関西将棋会館の4階にある博物館で、日本将棋連盟が保有している将棋関連の資料を展示していた。中将棋・大将棋などの日本の古将棋(大局将棋は展示されていない)を復元した盤駒や、世界の将棋類(チャトランガ・シャンチーなど)、木村義雄十四世名人の家族から寄贈された将棋盤などが展示されていた。
1981年、名人三家のひとつである大橋家に残された古文書が寄贈され、博物館内に保存されていた(通常は展示されていない)。
2006年10月、スペース不足を理由として閉鎖され、所蔵品は大阪商業大学アミューズメント産業研究所に移管されると発表された。