小林温
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小林温(こばやし ゆたか、1964年4月21日 - )は、日本の政治家。 自由民主党所属の参議院議員。福島県猪苗代町出身。野口英世の恩師・小林栄の親類筋にあたる。
生年月日 | 1964年4月21日 |
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出生地 | 福島県猪苗代町 |
出身校 | 早稲田大学政治経済学部卒 松下政経塾塾生 |
学位・資格 | |
前職・院外役職(現在) | |
所属委員会 ・内閣役職(現在) |
参議院議員 |
世襲の有無 | 世襲ではない |
選出選挙区 (立候補選挙区) |
神奈川県選挙区 |
当選回数 | 1回 |
所属党派(現在) | 自由民主党(町村派) |
党役職(現在) | 経済産業部会専任部会長(資源エネルギー担当) |
会館部屋番号 | 参議院会館312号室 |
ウェブサイト | [1] |
[編集] 概要
1989年早稲田大学政治経済学部卒業後、松下幸之助が創設した(財)松下政経塾に第10期生として入塾した。同期生には中田宏、坂井学、宇佐美登らがいる。
1992年アメリカ合衆国のジョンズ・ホプキンス大学国際関係大学院の客員研究員となり、アメリカの東アジア政策について調査・研究。フォーサイト(新潮社)、サピオ(小学館)などの雑誌に記事を執筆する。
1994年父の死去により帰国。家業の書籍、事務機小売業の事業を継ぐ。コピー機の保守、修理の資格を取得。
1995年金融・年金関連のコンサルティング会社を設立。確定拠出年金のコンサルタントとして全国各地で講演を始める。
1995年中小企業向けのインターネット関連事業会社を設立。日本商工会議所のIT関連事業を展開。
2001年第19回参議院議員通常選挙にて自由民主党公認候補として立候補し、初当選。現在1期目。
2005年第3次小泉改造内閣において経済産業大臣政務官に就任する。
2006年10月27日にSBI社が運営する投資ファンド「ソフトバンク・インターネットテクノロジー・ファンド」が、00年9月に小林氏の会社の株式を約3億5000万円で取得し、同年12月には小林氏が個人で保有する同社株を3億数千万円で購入したことに、国税局は投資を装った利益供与と判断し、寄付金と認定したと東京新聞他で報道された。だが、小林氏、SBI社ともに否定し、時期等報道事実に誤りも見受けられ、その後一切報道はされていない。
[編集] 著書
- 国家の生命線 ~戦略的資源・エネルギー外交の確立に向けて~ / PHP研究所(西村康稔との共著) ISBN: 4569657206
- 経営革新 vol.2 / 中央大学出版部(共著) ISBN: 480573132X
- 9.11事件から1年 そして私たちは― / 第一書林(共著) ISBN: 4886461719
- 日本の技術戦略 / 総合行政出版(共著) ISBN: 4915768023