山田昌弘
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山田 昌弘(やまだ まさひろ、1957年11月30日 - )は、東京都北区出身の社会学者。専攻は家族社会学、感情社会学、ジェンダー論。いて座のA型。学卒後も両親宅に同居し、優雅な独身生活を謳歌し続ける若者を、パラサイト・シングルと位置づけ、社会学的に分析した。現在、東京学芸大学教授。
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[編集] 学歴
[編集] 職歴
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『近代家族のゆくえ――家族と愛情のパラドックス』(新曜社, 1994年)
- 『結婚の社会学――未婚化・晩婚化はつづくのか』(丸善, 1996年)
- 『パラサイト・シングルの時代』(筑摩書房[ちくま新書], 1999年)
- 『家族のリストラクチュアリング――21世紀の夫婦・親子はどう生き残るか』(新曜社, 1999年)
- 『家族というリスク』(勁草書房, 2001年)
- 『パラサイト社会のゆくえ――データで読み解く日本の家族』(筑摩書房[ちくま新書], 2004年)
- 『希望格差社会――「負け組」の絶望感が日本を引き裂く』(筑摩書房, 2004年/ちくま文庫, 2007年)
- 『家族ペット―やすらぐ相手はあなただけ』( サンマーク出版、2004年)
- 『迷走する家族――戦後家族モデルの形成と解体』(有斐閣, 2005年)
- 『新平等社会――「希望格差」を越えて』(文藝春秋, 2006年)
[編集] 共著
- (江原由美子・長谷川公一・天木志保美・安川一・伊藤るり)『ジェンダーの社会学――女たち/男たちの世界』(新曜社, 1989年)
- (岡原正幸・安川一・石川准)『感情の社会学――エモーション・コンシャスな時代』(世界思想社, 1997年)
- (宮本みち子・岩上真珠)『未婚化社会の親子関係――お金と愛情にみる家族のゆくえ』(有斐閣, 1997年)
- (江原由美子)『ジェンダーの社会学――女と男の視点からみる現代日本社会』(放送大学教育振興会, 1999年)
- (若林幹夫・三浦展・小田光雄・内田隆三)『「郊外」と現代社会』(青弓社, 2000年)
- (伊藤守)『格差社会スパイラル――コミュニケーションで二極化する仕事、家族』(大和書房, 2007年)
[編集] 編著
- 『家族本40――歴史をたどることで危機の本質が見えてくる』(平凡社, 2001年)
[編集] 共編著
[編集] 社会的活動
- 内閣府国民生活審議会委員。
- 東京都児童福祉審議会委員。