山田春雄
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山田 春雄(やまだ はるお、本名:山田 鉱次郎(やまだ こうじろう)、1889年 - 1964年6月27日)は、「山春」の屋号で知られた浅草の大親分。 竹中 労と かわぐちかいじの「黒旗水滸伝」にアナキストやくざとして登場している。当時のヤクザは博徒系と的屋系の二通りに分かれていたが、山春は後者であり、浅草一帯の興行師としても有名であった。昭和初期までの浅草は日本一の繁華街と言ってもよく、大正時代には「浅草オペラ」、または寄席や女剣劇など多くの興行がかけられていたが、山春はそうした興行を仕切っていたヤクザである。落語家の八代目林家正蔵はその自伝の中で山春とは兄弟のようなもので、山春が間に入ると浅草での興行はもめたことがなかった、と述懐しており、また三味線漫談の柳家三亀松も相当世話になったことを自著の中で述べている。
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