川端香男里
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川端香男里(かわばた かおり, 男性, 1933年-)は、川村学園女子大学人間文化学部教授、東京大学名誉教授。専門は、比較文学、ロシア文学。
東京都生まれ。元の姓は山本。東京大学教養学部フランス科卒業後、大学院で比較文学を研究。パリ大学、カレル大学、モスクワ大学に留学。北海道大学文学部、東京大学教養学部・文学部、中部大学国際関係学部で教鞭をとる。元・NHKラジオ「ロシア語講座 応用編」講師。 1971年の東京大学文学部にロシア語ロシア文学専修課程の設置に貢献。川端康成の女婿として、現在川端康成記念会理事長。美術史の若桑みどりは実妹。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『薔薇と十字架――ロシア文学の世界』(青土社, 1981年)
- 『トルストイ』(講談社, 1982年)
- 『ロシア文学史』(岩波書店, 1986年)
- 『ロシア――その民族とこころ』(悠思社, 1991年)
- 『ユートピアの幻想』(講談社[講談社学術文庫], 1993年)
[編集] 編著
[編集] 共編著
- (川端康成)『定本北條民雄全集』(東京創元社, 1980年)
- (木村彰一)『ロシアの言語文化』(放送大学教育振興会, 1985年)
- (佐藤経明・中村喜和)『ロシア・ソ連を知る事典』(平凡社, 1989年)
- (金沢美知子)『ロシア文学』(放送大学教育振興会, 1994年)
- (中村喜和・望月哲男)『講座スラブの世界(1)スラブの文化』(弘文堂, 1996年)
[編集] 訳書
- ロナルド・ヒングリー『19世紀ロシアの作家と社会』(平凡社, 1971年)
- アレクサンドル・プーシキン『プーシキン全集(5)評論・歴史・紀行』(河出書房新社, 1973年)
- ドストエフスキー『ドストエフスキー全集(17-19)作家の日記』(新潮社, 1980年)
- ミハイル・バフチン『フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネッサンスの民衆文化』(せりか書房, 1980年)
- ミハイル・バフチン『ミハイル・バフチン著作集(7)叙事詩と小説』(新時代社, 1982年)
- J・E・ボウルト編『ロシア・アヴァンギャルド芸術――理論と批評, 1902-34年』(岩波書店, 1988年)
- カテリーナ・クラーク, マイケル・ホルクイスト『ミハイール・バフチーンの世界』(せりか書房, 1990年)
- E・ザミャーチン『われら』(岩波書店[岩波文庫], 1992年)
- アーロン・グレーヴィチ『中世文化のカテゴリー』(岩波書店, 1992年)
- アンドレイ・ベールイ『ペテルブルグ(上・下)』(講談社, 1999年-2000年)