中部大学
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中部大学(ちゅうぶだいがく、英称:Chubu University)とは、愛知県春日井市に本部・メインキャンパスを置く、文理6学部21学科(2006年4月現在)からなる日本の私立大学である。工学部を中心として栄えてきた大学で、旧学校名は中部工業大学。併設校として春日丘高等学校、春日丘中学校、系列校として中部大学第一高等学校(旧名古屋第一高等学校、名古屋第一工業高等学校)、ならびに中部大学技術医療専門学校をもつ(但し系列校はいずれも春日井市外にある)。 2005年4月より、経営母体を三浦学園から学校法人中部大学に変更。学生数約8,000人。
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[編集] 交通
- 神領駅降車、スクールバス利用(片道200円または定期券[春季・秋期(各学期18000円)](2006年12月現在)で乗車可能)。
- 以前は快速停車駅の春日井駅からスクールバスが出ていたが、現在は普通列車しか停まらない神領駅に変更。
- 高蔵寺駅降車。名鉄バス「中部大学前」行に乗車。終点「中部大学前」で降車(片道240円)。
- 高蔵寺駅降車。かすがいシティバス(はあとふるライナー)「春日井市民病院」行に乗車。「平和公園口」で降車(200円)、徒歩3分。<日中のみ>
- 春日井駅降車。路線バス「出川・坂下経由 藤山台南」行に乗車。「中部大学東」で降車。跨道橋を渡って大学へ。
→尚、この路線は2006年4月1日より勝川駅発に路線変更され、春日井駅は通らなくなった。
- 勝川駅降車。路線バス「鳥居松・出川・坂下経由 藤山台南、愛知県コロニー、高森台西(21時台のみ)」行に乗車。「中部大学東」で降車(420円)。跨道橋※を渡って大学へ。<21時台は、この方法でしか行けない>
- 神領駅降車。徒歩25分。
[編集] 沿革
- 1938年 名古屋第一工学校(現 中部大学第一高等学校)の設置認可。三浦学園が創立される。創立者は名古屋高等工業学校教授だった三浦幸平。
- 1962年 中部工業短期大学が開学。機械科、電気科。翌年には建設科を設置。
- 1964年 前身である中部工業大学開学。工学部機械工学科、電気工学科、土木工学科、建築学科を設置。初代学長に三浦幸平が就任。
- 1966年 工学部に生産機械工学科(1987年3月廃止)、電子工学科、工業化学科、工業物理学科を増設。
- 1971年 大学院工学研究科修士課程(機械工学専攻、電気工学専攻)を設置。
- 1973年 大学院工学研究科博士課程(機械工学専攻、電気工学専攻)を設置。さらに、大学院工学研究科修士課程に建築学専攻・工業化学専攻(後の応用化学専攻)、翌年には、土木工学専攻(後に建築学専攻と合併。建設工学専攻となる)も増設。
- 1975年 学長に山田和夫が就任。
- 1976年 建設工学専攻、工業化学専攻ともに博士課程を設置。大学院学則改正により博士課程に一本化する。 '79年には工業物理学専攻を増設。
- 1984年 現在の中部大学に名称を変更する。経営情報学部(経営情報学科)、国際関係学部(国際関係学科・国際文化学科)を新設する。文理3学部10学科に。
- 1989年 中部大学女子短期大学開設。
- 1991年 大学院に国際関係学専攻を設置。
- 1993年 留学生別科(日本語研修課程)を設置
- 1996年 中部高等学術研究所を設置する。大学院経営情報学研究科経営情報学専攻修士課程を設置。大学院も充実し始める。
- 1998年 人文学部(日本語日本文化学科、英語英米文化学科、コミュニケーション学科)を新設。文理4学部となる。大学院経営情報学研究科博士課程を設置。
- 1999年 総長に山田和夫が就任。学長には飯吉厚夫が就任する。工業化学科の名称を応用化学科に変更。中部大学女子短期大学廃止。
- 2000年 工学部に情報工学科を設置。
- 2001年 応用生物学部(応用生物化学科・環境生物科学科)を新設。文理5学部17学科の総合大学へ。大学院国際関係学研究科博士課程を設置。
- 2002年 人文学部に心理学科、経営情報学部に経営学科を新設。
- 2004年 人文学部に歴史地理学科を新設。工学部、電気システム工学科(元・電気工学科)、電子情報工学科(元・電子工学科)、都市建設工学科(元・土木工学科)にそれぞれ名称変更。国際関係学部では専攻制導入。
- 2005年 総長に飯吉厚夫、学長に山下興亜が就任。応用生物学部に食品栄養科学科を設置(文理その他5学部19学科)。また、大学院に応用生物学研究科(修士課程)を設置。学部ならびに大学院拡充続く。
- 2006年 生命健康科学部(生命医科学科・保健看護学科)を設置(文理その他6学部21学科)。
[編集] 学部・学科
歴史と地理、2つの学問の融合を目指している学科、愛知県の私立大学で歴史系学科はここを含めて3つしかなく、地理学科は県内唯一である。
英語、中国語、フランス語、ドイツ語をはじめ、9ヶ国の言語が学べる学部。
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- 国際関係学科(国際政治経済専攻/国際開発協力専攻)
国際経済、政治、法など様々な視点から国際社会を読み解く学科。 代表的な科目は、「国際経済学」「国際政治学」「国際法」「国際協力論」「開発経済学」など。
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- 国際文化学科(国際比較社会専攻/国際言語文化専攻)
様々な視点から国際文化を理解し日本文化との違いを理解する学科。 代表科目は「地域研究入門」など。
- 経営情報学部
- 経営情報学科
- 経営学科
- 生命健康科学部
- 生命医科学科
- 保健看護学科
[編集] 大学院
- 工学研究科(博士前期・後期課程)
- 国際人間学研究科(博士前期・後期課程)
- 経営情報学研究科(博士前期・後期課程)
- 応用生物学研究科(修士課程のみ)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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