平和台陸上競技場
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平和台陸上競技場(へいわだいりくじょうきょうぎじょう)は、福岡県福岡市中央区の舞鶴公園内にある陸上競技場。
1948年に開催された国民体育大会の会場として、舞鶴公園の敷地内に「平和台総合運動公園」が設けられた。陸上競技場はそのメイン会場として陸上競技と開会式・閉会式を開いた。その後、1990年に開設された博多の森陸上競技場ができるまでの間、福岡県の主力陸上競技スタジアムとして使用されてきた。
現在も福岡国際マラソンのスタート・ゴール地点として使用されるほか、地域大会クラスの陸上競技、サッカー、ラグビーの大会に使用されている。スタンドはメインスタンド中央部分の座席を除き全て芝生席で、ナイター設備なし。
[編集] 平和台の由来
平和台総合運動公園のある舞鶴公園は戦前歩兵連隊・第24連隊の本営が設置されていたが、この用地を福岡市が取得し「スポーツを通して戦災からの復興を進めつつ、市民に健全な平和社会を提供すること」を目指し、当時の福岡市長である三好弥六が、英語で「Peace-Hill」(平和の丘)を意味する「平和台」という公園名をつけたという。
[編集] 関連項
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