強い相互作用
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強い相互作用(つよいそうごさよう、Strong interaction)は、素粒子の相互作用の一つ。標準模型においては量子色力学によって記述される。ハドロン間の相互作用や、原子核内の各核子同士を結合している力(これを核力と言う)のこと。その名の通り電磁相互作用に比べて非常に強い。
強い相互作用の理解は、歴史的には湯川秀樹による、パイ中間子の交換によって核子に働く核力の説明に始まるが、1970年代前半の量子色力学の成立によって、ゲージ場の量子論として完成した。
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