強羅公園
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強羅公園(ごうらこうえん)とは、神奈川県足柄下郡箱根町にある、小田急電鉄直営の公園である。
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[編集] 沿革
明治時代以降、首都圏南部の別荘地・避暑地として開発されていた箱根・強羅地区に、主に華族など上流階級の親睦・保養施設として、1914年に開園された。当初は洋風庭園(日本初のフランス式整型庭園)に隣接して和風庭園が設けられていたが、和風庭園はその後第二次世界大戦中に世界救世教団に譲渡され、現在は箱根美術館の庭園として残されている。戦後の1957年に有料公園として一般開放され、植物園・体験型工芸施設などが整備された。
[編集] 主な施設等
- フランス式庭園
- 温室植物園「熱帯植物館」・「熱帯ハーブ館」・「ブーゲンビレア館」
- バラ園「ローズガーデン」
- 高山植物園・山野草園
- 茶室「白雲洞茶苑」・茶葉栽培施設「茶花園」
- 体験工芸館「クラフトハウス」
- 売店・軽食喫茶
[編集] 所在地
- 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
[編集] 開園時間
年中無休 9:00~17:00(入園は16:30、夏季は時間延長)
[編集] 入園料
大人500円・小人無料 小田急電鉄系が販売する回遊券「箱根フリーパス」を利用して無料入場できる。