志摩半島
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志摩半島(しまはんとう)は、三重県の中部に位置する半島。南側を熊野灘、東側を遠州灘、北側を伊勢湾に囲まれている。古くは志摩国のうち、渥美半島の伊良子を除く地域と伊勢国の東側を指す。
また、英虞湾を囲む志摩市志摩町は先島半島とも呼ばれている。
リアス式海岸が発達した地形は、その殆どが伊勢志摩国立公園となっている。
リアス式海岸の特徴を生かし、英虞湾、的矢湾、鳥羽湾、今浦湾などでは真珠貝や牡蠣、アオサの養殖が盛んである。また、志摩半島から伸びる海底地形はなだらかである為、海底光ケーブルの陸揚げ地に適し、2002年現在世界最大の陸揚げ地となっている。
[編集] 歌謡曲
- 『志摩半島』: 2001年8月22日に日本クラウン株式会社より発売、演歌歌手鳥羽一郎が歌うCDシングルの曲名、及びアルバム『紀伊半島』に収録されている曲名。作詞、里村龍一。作曲、美樹克彦。2001年、志摩市に同曲の歌碑が建立されている。