怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス
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『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』(かいじゅうだいふんせん ダイゴロウたいゴリアス)は、1972年12月17日に「東宝チャンピオンまつり」の一作として公開された円谷プロダクション製作の特撮映画作品。円谷プロダクション創立10周年記念作品。同時上映は『ゴジラ電撃大作戦(「怪獣総進撃」改題短縮版)』、アニメ『パンダコパンダ』。
[編集] あらすじ
東京湾に姿を現した怪獣が自衛隊によって退治され、その怪獣の子供が後に残された。この怪獣の子供はダイゴロウと名付けられ、国の管理下で飼育されることになった。
しかしダイゴロウは驚くべき大食漢で、国税でエサ代をまかないきれなくなり、成長抑制剤を投与されそうになる。 それを知った子供たちや、町の気のいい大人たちが立ち上がり、ダイゴロウのエサにもっと予算をつけてくれと要求するものの、役人は追加予算を認めようとしない。
そんな時、宇宙から凶暴な怪獣ゴリアスが飛来する。ゴリアスを倒せるのはダイゴロウしかいないと、子供たちはダイゴロウの特訓をはじめる。
[編集] スタッフ
- 監督:飯島敏宏
- 製作:円谷一、満田かずほ
- 脚本:千束北男
- 特殊技術:大木惇、中野稔
- 音楽:冬木透(予告編音楽は冨田勲)
- 主題歌:「ダイゴロウ対ゴリアス」(歌:子門真人、荒川少年少女合唱隊)
- 挿入歌:
- 「ララバイ オブ ダイゴロウ」(歌:桜井妙子、スタジオ・シンガーズ)
- 「ぼくのおじさん」(歌:子門真人)
- 「そしてエピロオグ」(歌:子門真人)