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愛知県第11区(あいちけんだい11く)は日本の衆議院議員総選挙における選挙区域。
1994年(平成6年)、公職選挙法改正で設置。
[編集] 行政区域
[編集] 傾向
トヨタ自動車の企業城下町である豊田市を中心とする選挙区で、トヨタ関連産業に従事する有権者が多い。そのため、連合系の労組・全トヨタ労連の支持を受ける民社党→新進党→民主党が圧倒的な強さを誇る。小選挙区制施行直後の1996年と2000年は伊藤英成が、伊藤引退後の2003年と2005年は古本伸一郎が連続で当選しているが、2人とも労組出身である。特に2003年の総選挙では、自民党が候補を擁立することを断念したため、共産党候補との一騎打ちとなり、古本は新人であるにもかかわらず現役内閣総理大臣であった小泉純一郎をしのいで全国トップの得票数を得るという事態となった。
[編集] 選挙結果
第44回衆議院議員総選挙(投票率 : 75.00%) |
当落 |
得票数 |
得票率 |
候補者 |
党派 |
議員歴 |
当 |
132,730 |
52.3% |
古本伸一郎 |
民主党(比例重複) |
前職 |
比当 |
105,631 |
41.6% |
土井真樹 |
自由民主党(比例重複) |
新人 |
|
15,468 |
6.1% |
本村伸子 |
日本共産党 |
新人 |
第43回衆議院議員総選挙(投票率 : 67.25%) |
当落 |
得票数 |
得票率 |
候補者 |
党派 |
議員歴 |
当 |
181,747 |
89.6% |
古本伸一郎 |
民主党 |
新人 |
|
21,179 |
10.4% |
串田真吾 |
日本共産党 |
新人 |
第42回衆議院議員総選挙(投票率 : 71.31%) |
当落 |
得票数 |
得票率 |
候補者 |
党派 |
議員歴 |
当 |
130,473 |
57.6% |
伊藤英成 |
民主党 |
前職 |
|
79,910 |
35.3% |
山中あき子 |
自由民主党 |
前職 |
|
13,862 |
6.1% |
佐藤義淳 |
日本共産党 |
新人 |
|
2,422 |
1.1% |
塩沢勇 |
自由連合 |
新人 |
第41回衆議院議員総選挙(投票率 : 59.65%) |
当落 |
得票数 |
得票率 |
候補者 |
党派 |
議員歴 |
当 |
123,404 |
55.5% |
伊藤英成 |
新進党 |
前職 |
|
85,766 |
38.6% |
浦野烋興 |
自由民主党 |
前職 |
|
13,260 |
6.0% |
大村義則 |
日本共産党 |
新人 |
[編集] 関連項目