手間本北栄
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手間本北栄(てまもと ほくえい、1954年3月3日 - )は、彩書家である。別号:玲雲。青森県東通村生まれ。
[編集] 来歴
- 青森県立田名部高等学校2年中退後、宮城県仙台第一高等学校卒業。
- 1973年、19歳で書道研究「麗」を主宰し、北栄書道会も設立して書道の研究に励む。少字数を素材に情感を盛り込む作風である。
- 1978年から馬の絵で世界的に有名な三上隆彦画伯に薦められ日輝展に作品を発表する。後に理事・審査員となる。
- 1980年、第15次全日本教育書道代表として中華民国派遣。
- 1986年から国際展に出品する。
- 1989年から墨一色の書から、一本の筆の先に3色~7色の顔料や濃淡の墨をつけ、一気に描き上げるカラーによる彩書作品を発表する。
- 1994年、サロン・デ・イベール(パリ、冬のサロン)に彩書「女」を初出品し、日本人初の銅賞に入り、無鑑査会員となる。
- 1996年からパリ・アンデパンダン展に出品する。
- 1997年、ベルギー国際現代芸術アカデミー金賞「花と蝶」。
- 2001年、フランス・サントロペ国際サロン銅賞「心」。
- 2005年、web国際美術展金賞「女」「樂」「散」。
- 2006年、スペイン・バルセロナ国際サロン金賞「天馬」(ペガサス)。2006年度ベルギー国際現代芸術アカデミー銀賞「天馬」(ペガサス)「街」「澄」。第119回サロン・ド・プランタン(リヨン、春のサロン)入選「彩雲」。カンヌ国際栄誉グランプリ2006銀賞「天馬」(ペガサス)。タナ王室美術アカデミー・フランス展「舞」。国際芸術大賞展フランス2006銅賞「舞」。レンブラント生誕400年「現代の芸術家による光と闇展」記念芸術賞「天地創造」。第12回フランス国際芸術サロン選抜出展者賞「幽花」。第18回フランス絵画彫刻国際展(イーグル・ド・ニース)特別栄誉賞「舞」。2006日豪交流30周年記念ワイン展(メルボルン)ワインラベルに採用・赤ワイン「夕影」・白ワイン「和」。
- 2007年、スペイン・バルセロナ国際サロン栄誉賞・金メダル「春の夢」。第120回サロン・ド・プランタン(リヨン、春のサロン)入選「月影」。カンヌ国際栄誉グランプリ2007入選「雪月花」。