新堂駅
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新堂駅(しんどうえき)は、三重県伊賀市新堂中出にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅。
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[編集] 駅構造
地上駅。最盛期には単式ホーム・島式ホーム混合の2面3線を有したが、後に列車本数の削減により中線の線路を撤去、2面2線の構造となった。そして後述の新駅舎設置の際、上り本線の線路が駅舎のある単式ホームに接する位置から撤去されていた中線の位置に移され、島式ホーム1面2線を有する構造となった。なお、案内上ののりば番号は割り当てられていない。
元来駅舎は単式ホームに接して置かれているが、2002年(平成14年)7月、島式ホームの跨線橋からの入口に当たる部分に切符売り場のみの駅舎が新設され、それ以降旧来の駅舎は待合所としてのみ使用されている。この新駅舎の完成により跨線橋が改札の外側となったので、駅を利用しない者でも駅の裏と表を行き来するのに跨線橋を利用できるようになった。
簡易委託駅。有限会社新堂駅管理商会によって管理されている。
[編集] 利用状況
高校生の通学利用が中心。2004年の1日平均の乗車人員は約343人である(出典:三重県統計書)。
[編集] 駅周辺
- 国道25号(旧道・非名阪)
- 南に800mほど離れた場所に、三重交通高速バスの停留所(御代インター森精機前)がある。
- 三重県立あけぼの学園高等学校
- 伊賀市立西柘植小学校
- 伊賀市立霊峰中学校
- 伊賀郵便局
- オークワ伊賀新堂店
- 幸福会ヤマギシ会本部
[編集] 路線バス
- 三重交通
- いがまち行政サービス巡回車
- 西柘植・壬生野線 伊賀市伊賀支所
- 希望ヶ丘線 希望ヶ丘
[編集] 歴史
- 1921年(大正10年)7月15日 - 開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い西日本旅客鉄道に承継。
- 2002年(平成14年)7月31日 - 島式ホーム上に新駅舎が完成する。