笠置駅
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笠置駅(かさぎえき)は、京都府相楽郡笠置町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅。
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[編集] 駅構造
島式1面2線のホームを持つ地上駅である。駅舎のある側にもう1本敷設されていた線路の痕跡は、貨物用の名残。かつては奈良方面へ笠置始発着の列車も設定されていた。また行楽期には準急(のち急行)「かすが」の臨時停車も行われていた。旧国鉄時代には東京からの急行「大和」も通過しており、またホーム長も8連編成に対応して旧本線時代の栄華が偲ばれる。ホームの基礎は参宮鉄道時代の石組み造りである。また跨線橋・駅本屋・待合室等も参宮鉄道時代の体面を保ち、鉄道情景に出てきそうな要素を含んだ貴重な駅である。
なお駅舎とホームは跨線橋で連絡している。また、早朝・夜間は無人となる。
- のりば
- 加茂方面(加茂で奈良・大阪方面連絡)
- 伊賀上野・柘植・亀山方面
[編集] 利用状況
意外にも加茂方面からの乗り継ぎ客が多い。また、沿線が桜の名所にもなっていることから、春の花見客の利用も見逃せない。