新日本婦人の会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新日本婦人の会(しんにほんふじんのかい)とは、日本の女性で構成される団体。略称新婦人。英文名称New Japan Women's Association。
目次 |
[編集] 概要
1962年に、平塚らいてう、野上弥生子、いわさきちひろ、岸輝子らの呼びかけにより結成された。個人加盟では日本最大の女性団体。会は「平和と男女平等の実現」を目指すとしている。「婦人」という言葉で既婚女性を連想されがちだが、独身女性や女子学生も入会可能である。
会の主要ポストは日本共産党員が占め、政治的な訴えは同党の方針と路線が同じである。元日本共産党参議院議員井上美代は前会長、小笠原貞子は元事務局長。とはいえ子育てサークルなども運営しているため、新婦人会員が直ちに共産党員・支持者とは限らない。
2003年5月、国際連合経済社会理事会の特別協議資格を取得。
消費者運動も行っており、消費者団体の側面もある。
[編集] 団体データ
- 中央本部:東京都文京区小石川5-10-20
- 支部数:880
- 会員数:約20万人
- 入会金:100円
- 会費:月額700円(機関紙新婦人しんぶん込み)
- 新婦人が加盟する団体連合:日本婦人団体連合会、国際婦人年連絡会、全国消費者団体連絡会
- 新婦人が参加する行事:日本母親大会
[編集] 機関紙誌
[編集] 機関紙
- 新婦人しんぶん
- 週刊(毎週木曜日発行)
- 公称30万部発行
- 会員外の購読料:月額400円 1部の価格は100円
[編集] 機関誌
- 月刊女性&運動
- 年間購読料:4800円
[編集] 沿革
[編集] 関連人物
この他日本共産党の女性地方議員には新婦人役員が少なくない。