日本医療法人協会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
社団法人日本医療法人協会(しゃだんほうじんにほんいりょうほうじんきょうかい)は、厚生労働省医政局指導課所管の公益法人。本部は東京都千代田区にある。
目次 |
[編集] 概要
- 主な目的:医療法人の設立の助成、育成など
- 設立趣旨:医療法人の健全なる発展をはかり、その設立を助成して国民医療の向上を図ることを目的に設立
- 沿革:1952年(昭和27年)8月 設立
- 代表者:会長 豊田 堯
- 本部所在地:東京都千代田区富士見2-6-12
- 支部:42支部
- 会員対象:医療法人
※現在、日本病院会・日本精神科病院協会・全日本病院協会を含め四団体で「四病院団体協議会(通称:四病協)」を組織する。また、日本病院団体協議会(通称:日病協)にも加入している。
[編集] 沿革
- 1950年(昭和25年)5月 医療法改正。
- 1950年(昭和25年)8月 (前記)医療法改正に伴い、医療法人制度が施行。
- 1951年(昭和26年)2月 税制面等で様々な問題が提起され、医療法人の有志が関係省庁に活動を展開。
- 1951年(昭和26年)4月 任意団体として日本医療法人協会を結成。
- 1952年(昭和27年)4月 社団法人認可の申請を行なう。
- 1951年(昭和27年)8月27日 認可される。(設立)
[編集] その他
現在、医療関係の団体・組織には各種存在する。そのため、組織構成員(会員等)についても、病院単位、診療所単位、個人単位と各種異なっている。(例:日本医師会は「個人単位」、日本病院会・日本精神科病院協会・全日本病院協会などは「病院単位」)。 日本医療法人協会の場合は、組織構成員(会員等)は医療法人自体の「法人単位」によって構成されている。
(例:ある医療法人が全国チェーンの医療法人として数十病院運営していた場合、「個人単位」であれば全医師個々が全会員、「病院単位」であれば数十会員、「法人単位」であれば一会員)