日浦孝則
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日浦 孝則(ひうら たかのり、1960年1月17日 - )は津久井克行とのツインボーカルデュオ・「class」の一人。デビュー曲『夏の日の1993』は160万枚を超えるミリオンヒットを記録。夏の定番曲として今もカラオケで人気が高い名曲。「class」は1996年3月に解散したが、2003年再結成し現在活動中。広島県東広島市出身。
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[編集] 経歴
瀬戸内海、広島県安芸津町沖に浮かぶ大芝島生まれ。人口が500人余りの小島で現在は本土と橋が架かる。蜜柑栽培などを営む兼業農家に育つ。フォークソングの洗礼を浴びた最後の世代。吉田拓郎に憧れ二光の通信販売でギターを購入、コピーを始めた。高校入学後は今度はロックの洗礼を受けエレキギターに持ち替えバンドを結成。高校卒業後、京都の立命館大学理工学部電気工学科に進学。洋楽のコピーを続けたが19歳の時、高校の後輩に誘われ吉田拓郎の篠島のコンサートに行く。5日前に島に行き1番乗りかと勇んだが、整理番号は29番でショックを受けた。このコンサートのドキュメンタリーフィルムにLARKのTシャツを着て出ている。コンサートに感激し日本語の歌を作ろうと決意した。ヤマハのポプコンなど多くのコンテストに出場し25歳で上京。
1987年、テイチクよりソロデビュー。シングル2枚(その2枚目は、メルシャンワインのコマーシャルソング、『隠密・奥の細道』主題歌に起用された『君よ綺麗になれ』である)とアルバム3枚リリース後、再びアマチュアに戻り、コンピューター会社に就職、会社員をしながらレコード会社に持込を続ける。
1993年4月、33歳のとき、ツインボーカルデュオ「class」として再デビュー。デビュー曲『夏の日の1993』が大ヒット。以降シングル7枚、アルバム6枚をリリース。
1996年解散。ソロとして活動。その他作曲家として、横浜ベイスターズ応援歌『勝利の輝き』などを手掛けた。
2003年夏、「class」を再結成し現在活動中。
[編集] 関連項目
[編集] 楽曲提供アーティスト
- 時任三郎 『五月の風』作曲。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 1960年生 | 日本のミュージシャン