時大竜正和
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時大竜正和(ときたいりゅう・まさかず 1983年8月25日)は大相撲現役力士である。福島県耶麻郡猪苗代町出身。本名は木村正和(きむら・まさかず)。時津風部屋。得意は右四つ、寄り。学生相撲出身。(東農大)最高位は幕下西34枚目。身長190cm、体重120kg。
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[編集] 人物
角界では美男力士として知られる。幕下以下では着実に力を付けてきている力士の一人で、早ければ今年中にも十両に昇進することが期待されている。一部の相撲ファンの間では佐渡ヶ嶽部屋の関脇、琴奨菊に似ているといわれている。 東京農業大学の相撲部出身で、全国学生相撲選手権で個人ベスト8、全日本選手権では、3年の時がベスト16、4年の時がベスト8をマークしている。 元々は地元の中学でバスケットボールをやっており、人数が少なかった相撲大会に繰り出されて出場したのが最初。その後福島県立会津農林高等学校に進学、東北大会で2~3位になっている。本格的に仕込まれたのはこの頃。 大学3年のときから時津風部屋に出稽古へ行っていて、環境的によいということでこの部屋に決めたそうだ。(ちなみに東農大出身力士は八角部屋の米村以外、すべての力士が時津風部屋に入門している。)また、高校、大学も同じ同郷の先輩、双大竜の入門も1つの要因と思われる。 現在、幕下~三段目に定着している。福島県出身者からは99年の玉乃島以来、新十両が出ていない。特に故郷猪苗代町を含む会津地方は戦後、関取が一人もいない。ファンからは一刻も早い十両昇進が望まれている。
[編集] 略歴
- 会津農林高等学校を経て東京農業大学を卒業。
- 2006年3月 - 3月場所にて前相撲から初土俵。四股名は現在と一文字違う時天竜 正和。
- 2006年5月 - 番付に付き、四股名を時大竜 正和に改める。
- 2006年9月 - 序二段西15枚目で7戦全勝。同じ全勝の栃ノ心との優勝決定戦を制し、序二段優勝。
- 2007年1月 - 三段目東10枚目で優勝を争う。
[編集] 各段優勝
序二段優勝:1回(2006年9月場所)
[編集] 四股名履歴
- 時天竜 正和(ときてんりゅう まさかず)2006年3月場所のみ
- 時大竜 正和(ときたいりゅう -)2006年5月場所-