月寒送信所
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月寒送信所(つきさむそうしんじょ)は、札幌市豊平区月寒東2条1丁目に所在する陸上自衛隊通信施設である。
[編集] 概要
現在は、北部方面隊札幌駐屯地飛び地という扱いになっており、月寒送信所の名はあくまでも通称である。
月寒は、戦前から駐屯地が置かれており、大日本帝国陸軍第25歩兵連隊が駐屯していた。2006年にウクライナから岩手県洋野町への一時帰国を果たした上野石之助さんが、かつて所属していた部隊でもある。
送信所は1943年(昭和18年)に設置され、戦前は、「大日本帝国陸軍北部軍防空指揮所」が置かれ、通信所では青森県・北海道のみならず、樺太や千島列島とも通信を行い、敵軍情報を収集して空襲警報を発令していた。近傍には本土決戦に備えて編成された北部軍管区(青森県以北を所轄)北部司令官官邸(現「つきさっぷ郷土資料館」)があったため、別名「北の大本営」とも呼ばれていた。
戦後は、送信所のみ陸上自衛隊通信所、ついで通信士の教育施設として使われていたが、近年遊休地化し、施設警備のための人員が派遣されているだけである。施設の売却も取りざたされており、札幌に現存する貴重な戦争遺跡であることから、保存運動の声が上がっている。
[編集] 関連項目
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