警報
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警報(けいほう)
警報は重大な災害が起こる可能性があるときに発表される。
- 気象警報 - 気象庁が発表する、天気予報の一種。大雨、大雪、洪水、高潮、波浪、暴風、暴風雪の7種がある。
- 海上警報 - 台風警報、暴風警報、強風警報、風警報、うねり警報、着氷警報、濃霧警報の7種類がある。それぞれ頭に「海上」の2字がつく。気象庁が発表する。
- 津波警報 - 大津波警報と津波警報の2種類がある。気象庁が発表する。
- ダム等の放水などへの警戒を促す警報。
- 河川に関する警報
- 光化学スモッグ警報 - 地方自治体の環境担当部局が発令。
- 火災警報 - 市区町村の消防担当部局(主に消防本部)が発令。湿度、風速等により決定される。
- 食中毒警報 - 保健所が発令。温度、湿度などの気象条件を元に決定される。
- インフルエンザの警報レベル - 国立感染症研究所が、全国の内科・小児科のある病院・診療所で定点調査。保健所ごとに基準値を設け患者数が一定数を超えると、「警報レベルに達している」と発表する。
- 国民保護に係る警報 - 武力攻撃が迫るか、または現に発生したと認められる地域に国が都道府県に警報を発令・通知し、都道府県が住民に通知する。放送や防災行政無線で伝達される。
[編集] 関連項目
[編集] その他
- 土砂災害警戒情報 - 大雨により土砂災害の危険度が高まったときに都道府県砂防部局と気象台が共同発表。大雨警報の「重要変更」にかわるもの。
- 地震
- 気象情報 - 警報・注意報に先だって注意を促したり、警報・注意報に補足的な情報を加えることを主な目的とする。
- 緊急警報放送 - 大地震や津波などの災害時等に放送局が緊急警報信号を出して、待機状態にあるラジオやテレビの緊急警報放送対応受信機を起動させる。