朝はポレポレ
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朝はポレポレ(あさはぽれぽれ)は福岡県のテレビ局・KBC九州朝日放送で1998年(平成10年)から2001年(平成13年)まで放送された、朝のニュース情報番組である。放送時間は午前6時45分から8時までの1時間15分。番組タイトルにある「ポレポレ」とはスワヒリ語で「マイペースでいこう」の意。慌ただしい朝の時間にペースを乱さない、邪魔にならない「○○しながら見られるテレビ」を目指した。
[編集] 概要
初代キャスターは同局のアナウンサーで、深夜番組「ドォーモ」のレポーターとして活躍した武内裕之と、1980年代の漫才ブームで一世を風靡し、その後福岡でタレント活動をしていた元・ヒップアップの川上泰生、そして当時入社2年目の田崎日加理アナウンサーが担当した。
コーナーはニュース、天気予報、交通情報、朝刊紙面紹介、芸能情報などのほか、毎朝JR博多駅前から生中継を行った。またそれ以外にも中継車を出動させたり、視聴者からのFAXやメールを紹介するなど、機動力あるツーウェイ企画が数多く放送された。同時間帯の前番組「モーニングモーニング」で培った朝のローカル情報番組の制作能力をさらに拡大。キャスターの個性も存分に生かした番組になった。
放送開始から1年後の1999年4月、メインキャスターは「ドォーモ」に復帰する事となった武内に代わり、夕方の報道番組『ニュースピア』を担当していた、西川恵三キャスターが就任。この時西川は番組のプロデューサーも兼任し、報道局が番組制作に関わり、ニュース路線の濃いものにした。またスタジオ出演だった川上も中継キャスターとして、エリア内の随所から話題を届けた。
番組は2001年3月で放送終了。翌月からは現在も続く大型情報ワイド番組『アサデス。KBC』に譲った。『朝はポレポレ』番組内の人気企画であった、西田たかのりが街を放浪する「西田がぶらり」のコーナーは、『アサデス。』に受け継がれている。
[編集] 1999年日本シリーズ・名古屋テレビとの応援合戦
1999年の秋、福岡へのフランチャイズ移転後初のパ・リーグ優勝を果たした福岡ダイエーホークスが当時のセ・リーグ優勝チームである中日ドラゴンズと日本シリーズを戦った。その際、当時ドラゴンズの地元である名古屋テレビで放送されていた朝ワイド「コケコッコー」と相互乗り入れし、応援合戦が繰り広げられた事がある。この時KBCは西田たかのりが、NBNは多田木亮佑が応援隊長となった。ただ当時は「2局相乗りのスポーツニュース」という色が強く、両局の出演者のトークもいまいち噛み合わず、罰ゲームもない淡白なものであった。尚、この年のシリーズは4勝1敗でホークスが制し、日本一となっている。
この決戦企画が後にスタートする「アサデス。KBC」の名物企画となった「鷹虎大決戦」(ABC「おはよう朝日です」との乗り入れ企画)の礎となり、罰ゲーム制の導入など多くの改良が行われ、現在も続く人気企画となった。
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