朝陽区
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朝陽区(ちょようく, Chaoyang-qu)は中華人民共和国北京直轄市に所属する区。北京中心部東部に位置し、面積470.8平方キロで、北京都市部としては最大である。2003年の戸籍人口165.7万人は北京で二番目に多い。流動人口を含む常住人口は258万人である。区名は朝陽門に由来する。
朝陽区地区の面積は470.6平方キロメートル、その中の農村の面積は375平方キロメートル、78.6%占める。24の郷、農村の総人口は47万人。(2005年。出所:北京農村年鑑、http://www.agri.ac.cn/manager/23141001/2006619103716.htm)
[編集] 概要
東は通州区、西は海淀区、西城区、東城区、崇文区、南は豊台区、大興区、北は順義区、昌平区と接する。
区内には外国公館や外交官宿舎が多く、これに付随して外国報道機関や外国商社、国際ホテルなどが林立する。また北京CBD(Central Business District)と呼ばれる商業地区はニューヨークのマンハッタンや東京の新宿と並ぶ繁華街である。三里屯は1990年代からバー街として発展した。
東京都大田区と1998年(平成10)9月21日に友好都市提携を結んでいる。
2008年の北京オリンピック主会場となるオリンピック公園が建設中である。 北京首都国際空港は順義区に囲まれているが、朝陽区の飛び地となっている。
区内には北京日本人学校もあるが、しばしば北朝鮮からの脱北者が駆け込み、ニュースとなる。