木山捷平文学賞
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木山捷平文学賞(きやましょうへいぶんがくしょう)は、木山捷平(小説家、詩人)を記念した笠岡市主催の文学賞である。対象は優秀な純文学である。1996年4月に設立される。受賞作は毎年2月に発表され授賞式は3月に行われた。賞金は100万円。略称は「木山捷平賞」、「木山賞」。
2005年の第9回での終了が設立時に定められ、同年に予定通りに終了した。替わりに公募の新人賞の木山捷平短編小説賞が設立された。
[編集] 選考委員
(以上の3人が全ての回の選考を務めた)
[編集] 受賞者
回 | 年 | 受賞者 | 受賞作 |
---|---|---|---|
1 | 1997 | 佐伯一麦 | 遠き山に日は落ちて |
2 | 1998 | 岡松和夫 | 峠の棲家 |
3 | 1999 | 柳美里(小説家、劇作家) | ゴールドラッシュ |
4 | 2000 | 目取真俊 | 魂込め(第26回川端康成文学賞も受賞) |
5 | 2001 | 佐藤洋二郎(小説家。日大芸術学部) | イギリス山 |
6 | 2002 | 平出隆(詩人、文芸批評家。多摩美大美術学部) | 猫の客 |
7 | 2003 | 小檜山博 | 光る大雪 |
8 | 2004 | 堀江敏幸(仏文学者、小説家。明大理工学部) | 雪沼とその周辺(第40回谷崎潤一郎賞も受賞) |
9 | 2005 | 松浦寿輝(仏文学者、詩人、小説家。東大教養学部) | あやめ 鰈 ひかがみ |
[編集] 外部リンク
- 木山捷平文学賞受賞作品(笠岡市)
- 笠岡市文学賞条例(笠岡市)