目取真俊
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目取真 俊(めどるま しゅん、1960年10月6日-)は日本の小説家。本名島袋正。沖縄県今帰仁村出身。琉球大学法文学部卒。
警備員、塾講師などを経て高校教師(最後は北部農林高校で国語の教師を担当)となる。現在は退職し、文筆業に専念。作品の多くは短編であるが、近刊の『虹の鳥』は長編作品である。
エッセイでは、方言が使われているのが特徴。
最近(2005年現在)では、小学館の『SAPIO』誌上に『新ゴーマニズム宣言』を連載している漫画家・小林よしのりの『沖縄論』と小林の沖縄に対する歴史認識の違いから『沖縄タイムス』上で批判を加えている。
[編集] 受賞歴
[編集] 作品リスト
<小説>
- 水滴(1997年、文芸春秋 ISBN 4163172807)
- 魂込め(まぶいぐみ)(1999年、朝日新聞社 ISBN 4022574070)
- 群蝶の木(2001年、朝日新聞社 ISBN 4022576073)
- 平和通りと名付けられた街を歩いて―目取真俊初期短編集(2003年、影書房 ISBN 487714305X)
- 風音―The Crying Wind(2004年、リトル・モア ISBN 4898151159)
- 虹の鳥(2006年、影書房 ISBN 4877143513)
<評論・エッセイ>
- 沖縄/草の声・根の意志(2001年、世織書房)
- コンパッション(共感共苦)”は可能か?―歴史認識と教科書問題を考える(共著・2002年、影書房 ISBN 4877142959)
- 沖縄「戦後」ゼロ年(2005年、日本放送出版協会 ISBN 414088150X)
- 続 いったい、この国はどうなってしまったのか!—メディア時評二〇〇三年四月~二〇〇六年一一月(共著・2006年、日本放送出版協会 ISBN 4140811552)
- 沖縄 地を読む 時を読む(2006年、世織書房 ISBN 4902163268)
<映画>
- 風音(2004年、リトル・モア)_脚本担当