本間美術館
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本間美術館(ほんまびじゅつかん、Homma Museum of Art)とは、山形県庄内地方の大地主であった本間家が収集した品を保管、展示する私設美術館である。山形県酒田市御成町に位置する。
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[編集] 概要
- 1813年 本間家当主、本間光道が別荘として清遠閣を築造。以後、庄内藩主の立ち寄り所としても機能する。
- 1925年 清遠閣が皇太子(後の昭和天皇)の行啓の際に、宿泊所として用いられる。
- 1946年 農地改革が実施され、本間家は不動産に関する資産の大半を失う。
- 1947年 別荘と庭園を私設美術館として開放した。初代館長の本間順治(1904 - 1991)は日本刀研究の第一人者として知られ、文化財保護委員会(現・文化庁)美術工芸品課長などを務めた。彼は第二次大戦終戦後の混乱期に日本刀の芸術性を訴え、日本刀を没収の危機から救った人物として知られる。
- 1965年 本間美術館が財団法人化され、本間順治が初代理事長に就任した。
[編集] 収蔵品
- 重要文化財
[編集] アクセス
- JR酒田駅から徒歩5分。