東京ディズニーリゾートの橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京ディズニーリゾートの橋(とうきょうでぃずにーりぞーとのはし)は、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーにある橋の一覧である。リゾート外にある橋(舞浜大橋など)は除く。
目次 |
[編集] パーク外
[編集] 東京ディズニーランド・ゲートウェイ
東京ディズニーランド・ゲートウェイ(Tokyo Disneyland Gate Way)は、JR舞浜駅と東京ディズニーランドを結んでいる橋(ぺデストリアンデッキ)。毎日東京ディズニーランドへ向かう客で混雑する。基調となっている色はワールドバザールの屋根などと同じ深緑色。通路のところどころには東京ディズニーランドのアトラクションのポスターが飾られている。また、通路の柵の部分にはディズニーキャラクターのブロンズ像が設置されている(このブロンズ像のミニチュア版が東京ディズニーランドのショップの中で実際に売られている)。この橋で流れているBGMは有名なディズニーソングである。ゲートウェイの途中には日本最大級のディズニーショップ「ボン・ヴォヤージュ」がある。
この通路の街灯の柱の部分は、『東京ディズニーランド20thアニバーサリー』などのアニバーサリーイベント時にはそれ用のデコレーションがなされる。
「ぺデストリアンデッキ」とは「横断歩道橋」の意。
[編集] 東京ディズニーランド
[編集] アドベンチャーランドブリッジ
アドベンチャーランドブリッジ(Adventure Bridge)は、プラザとアドベンチャーランドを結ぶ橋。クリスタルパレスレストランの横を通りアドベンチャーランドエントランスモニュメントに至る通路の橋の俗称。正式名称「1号橋」。
[編集] ツリーハウスブリッジ
ツリーハウスブリッジ(Tree House Bridge)は、アドベンチャーランドブリッジのプラザ側からスイスファミリー・ツリーハウスの裏を通りクリスタルパレスレストラン前に至る通路にある橋の俗称。正式名称「2号橋」。
[編集] チキサイドブリッジ
チキサイドブリッジ(Tiki Side Bridge)は、アドベンチャーランドのスイスファミリーツリーハウスと魅惑のチキルームの間にあるアドベンチャーランドとウェスタンランドの境目にある橋の俗称、通称「チキ横ランド境橋」。
[編集] バンドスタンドブリッジ
バンドスタンドブリッジ(Band Stand Bridge)は、ウエスタンランドのクリスタルパレス・レストラン前とプラザを結ぶの俗称。正式名称「3号橋」。
[編集] ウエスタンランドブリッジ
ウエスタンランドブリッジ(Westernland Bridge)は、プラザからシンデレラ城の東側に向かいウエスタンランドへと至るパレードルート上にある橋の通称。正式名称「4号橋」。この橋はパレードルートの一部となっているためパレード中はフロートがこの橋を通過するが、橋の幅がフロート1台半程度しかないためパレード実施時は橋が通行禁止になる。そのため、橋の上でのパレード鑑賞もできない。
[編集] キャッスルブリッジ
キャッスルブリッジ(Castle Bridge)は、プラザからシンデレラ城の中に入る通路の大城戸のプラザ側にある橋の俗称。
[編集] トゥモローランドブリッジ
トゥモローランドブリッジ(Tomorrowland Bridge)は、プラザからシンデレラ城の西側に向かいトゥモローランドへと至るパレードルート上にある橋の通称。正式名称「5号橋」。この橋はパレードルートの一部であり、幅も広くないためパレード実施時には通行止めになる。もちろん鑑賞することもできなくなる。
[編集] スペースマウンテンブリッジ
スペースマウンテンブリッジ(Space Mountain Bridge)は、プラザからトゥモローランドのスペースマウンテン前へと至る通路にある橋の俗称。正式名称「6号橋」。
[編集] 東京ディズニーシー
[編集] ポンテ・ベッキオ
ポンテ・ベッキオ(ponte vecchio)は、メディテレーニアンハーバーの東側(東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ側)と西側(プロメテウス火山側)を結ぶ橋。東京ディズニーシーの中で一番大きい橋である。「ポンテ・ベッキオ」とはイタリア語で「古い橋」という意味で、イタリアに実在する同名の橋がモデルになっている(en:Ponte Vecchio)。橋の下には「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」が通過する。隣りにはオールドアーマリーブリッジが平行している(オールドアーマリーブリッジはアメリカンウォーターフロント内、ポンテ・ベッキオはメディテレーニアンハーバー内となっている)。橋の上には小さな建物が建ち並んでおり、中は通り抜けることができる。
よく東京ディズニーシーを取り上げたテレビ番組や雑誌、ウェブサイトなどでは「ポンテ・ベッキオ橋」と表記されることがあるが、「ポンテ」という単語に「橋」という意味が含まれているので「ポンテ・ベッキオ橋」というのは誤った表記である。
[編集] ラ・ドルチェ・ヴィスタ
ラ・ドルチェ・ヴィスタ(la dolce vista)は、メディテレーニアンハーバーの陸地からリドアイルへと架かっている2つの橋のうちの1つ。「ラ・ドルチェ・ヴィスタ」とはイタリア語で「美しい風景」という意味であり、その名の通りこの橋の上からはメディテレーニアンハーバーが一望できる。そのため、ハーバーで行われるショーを鑑賞するには絶好の場所であるため、ショーを収録しようと報道機関のカメラがここに多数並ぶことがある(特にショーの初日など)。
[編集] ポンテ・デル・リド
ポンテ・デル・リド(ponte dell lido)は、ラ・ドルチェ・ヴィスタと同じくメディテレーニアンハーバーとリドアイルを結んでいる橋。「ポンテ・デル・リド」とはイタリア語で「リド橋」という意味。メディテレーニアンハーバーとアメリカンウォーターフロントを結んでいるポンテ・デイ・べンヴェヌーティとは直角に繋がっている。この橋の上はハーバーやリドアイルでショーが行われる際には車椅子専用の鑑賞エリアとなる。
[編集] ポンテ・デイ・ベンヴェヌーティ
ポンテ・デイ・ベンヴェヌーティ(ponte di benvenuti)はメディテレーニアンハーバーとアメリカンウォーターフロントを結んでいる橋。「ポンテ・デイ・ベンヴェヌーティ」とはイタリア語で「歓迎の橋」という意味。「ヴェネツィアンゴンドラ」に乗船中、「願いが叶う橋」として紹介されるのがこの橋である。
[編集] ポンテ・デッラルスチタ
ポンテ・デッラルスチタ(ponte dell'Artista)は、「ダ・ヴィンチズ・ トラベルフォト」(現在は既に閉店)前から「リストランテ・ディ・カナレット」へ向かう橋。「ポンテ・デッラルスチタ」とはイタリア語で「芸術家の橋」という意味。東京ディズニーシーで開催されるスペシャルイベントによっては、この橋の柵にスペシャルイベントのロゴなどが描かれたバナー(幕)が設置されることがある(『ドラマティック・ディズニーシー』など)。
[編集] イソラ・デル・ゴンドリエーレ
イソラ・デル・ゴンドリエーレ(isola del gondliere)は、メディテレーニアンハーバーのパラッツォ・カナルの陸地から「ヴェネツィアンゴンドラ」の乗り場へと架かる橋。「ヴェネツィアンゴンドラ」へはこの橋を渡らないと乗ることができない。「イソラ・デル・ゴンドリエーレ」とはイタリア語で「ゴンドリエの島」という意味で、「ヴェネツィアンゴンドラ」の乗り場がある島がこの名前となっており、それがそのまま橋の名前になっている。
[編集] アクアダクトブリッジ
アクアダクトブリッジ(Aquaduct Bridge)は、メディテレーニアンハーバーの「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」横から火山のミステリアスアイランドへの入り口へ向かう橋。通称「13号橋」。メディテレーニアンハーバーにある橋のうち、唯一この橋だけがイタリア語ではなく英語の名称になっている。「アクアダクトブリッジ」とは「水道橋」という意味。その名の通り、橋の外側にはローマ水道の名残を見ることができる。これはバックステージにある船の格納庫を隠す役割がある(ハーバーショーである『レジェンド・オブ・ミシカ』などの船はこの橋の下を通り、ハーバーと格納庫を行き来する)。
[編集] ポンテ・デレッラ・フォルテッツァ
ポンテ・デレッラ・フォルテッツァ(ponte del la fortezza)は、メディテレーニアンハーバーの「フォートレス・エクスプロレーション」の北側にある橋。「ポンテ・デレッラ・フォルテッツァ」とはイタリア語で「要塞の橋」という意味。ハーバーでショーが行われる時間になるとショーを観覧しようとする人々で混雑する。
[編集] ハドソンリバーブリッジ
ハドソンリバーブリッジ(Hudson River Bridge)は、アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアとケープコッドエリアを結ぶ橋。赤いアーチが特徴。正式名称「1号橋」。この橋の上には「ビッグシティ・ヴィークル」が通過する。
[編集] オールドアーマリーブリッジ
オールドアーマリーブリッジ(Old Armory Bridge)は、アメリカンウォーターフロントにかかる橋で、「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」が通過する。メディテレーニアンハーバーのポンテ・ベッキオと平行しており、「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」からはポンテ・ベッキオを行き来する人々の姿が見れる。
[編集] プエンテ・デル・リオ・ペルディード
プエンテ・デル・リオ・ペルディード(puente del río perdido)は、ロストリバーデルタにある3つの橋のうち、一番ポートディスカバリー側にある橋。「プエンテ・デル・リオ・ペルディード」とはスペイン語で「失われた河(ロストリバー)の橋」という意味。『東京ディズニーシー5thアニバーサリー』開催中はこの橋には豪華なデコレーションがなされている。
[編集] プエンテ・アル・テンプロ
プエンテ・アル・テンプロ(puente al templo)は、ロストリバーデルタにある3つの橋のうち真ん中にあり、「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」の前と「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」前を結ぶ橋。「プエンテ・アル・テンプロ」とはスペイン語で「神殿への橋」という意味。この橋は他の2本と比べて極端に狭く人2人分程度の幅しかない。また、この橋は「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」側から行く際は階段があるので車椅子やベビーカーでは通りづらくなっている。この橋の下には「ディズニートランジットスチーマーライン」の乗り場がある。過去に、「冬場気温が下がり過ぎて路面が凍結し通行禁止になった」という珍事がある。通称「2号橋」。
[編集] プエンテ・ブエナ・ヴィスタ
プエンテ・ブエナ・ヴィスタ(puente buena vista)は、ロストリバーデルタにある3つの橋のうち、一番アラビアンコースト側にある橋。「プエンテ・ブエナ・ヴィスタ」とはスペイン語で「眺めの良い橋」という意味。その名の通り、この橋からはアラビアンコーストがよく見える。以前はこのあたりは施設が全く無く閑散としていたが、2005年に「レイジングスピリッツ」がオープンして以降混雑するようになった。 通称「3号橋」。
[編集] キングダムブリッジ
キングダムブリッジ(Kingdoms Bridge)は、マーメイドラグーンの横からアラビアンコーストの宮殿側の入り口へと架かる橋。橋の名前はマーメイドラグーンにある「トリトンズ・キングダム」に由来する。しかし、橋のエリアとしてはアラビアンコーストに属する(街灯のデザインがアラビアンコーストのものであるため)。そのため、マーメイドラグーンの施設のような派手なデザインの橋ではなく質素なデザインとなっている。
[編集] コーラルクロッシング
コーラルクロッシング(Coral Crossing)は、マーメイドラグーンからミステリアスアイランドへの入り口へと架かる橋。「コーラルクロッシング」とは「珊瑚の橋」という意味。この橋はキングダムブリッジと異なりマーメイドラグーンに属する。そのため、橋のデザインもマーメイドラグーンの施設にあわせた派手なデザインとなっている。
東京ディズニーリゾート |
---|
オリエンタルランド |
東京ディズニーランド | 東京ディズニーシー |
ホテル | 施設 | 交通 | 制度 | 商品 | テレビ番組 | 音楽 |
カテゴリ: 東京ディズニーリゾート | 日本の橋