東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング
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ジャンル | 脳活性化ソフト |
対応機種 | ニンテンドーDS |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1~16人 |
メディア | DSカード |
発売日 | ![]() |
価格 | ![]() |
対象年齢 | CERO: A(全年齢対象) |
売上本数 | ![]() |
東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング(とうほくだいがくみらいかがくぎじゅつきょうどうけんきゅうせんたーかわしまりゅうたきょうじゅかんしゅう もっとのうをきたえるおとなのでぃーえすとれーにんぐ)は、2005年12月29日に任天堂から発売されたニンテンドーDS用ソフトである。
Touch! Generationsシリーズの1つ。
目次 |
[編集] 概要
任天堂は「更に多くのトレーニングを」、という要望に答え東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニングの第2弾として2005年12月29日に発売された。
前作には無かった漢字に関する問題や記憶力と計算をミックスしたトレーニング、正確さとタイミングの両方が求められるトレーニングなど、より対用的な内容に仕上がっている。また、オープニング画面で「梅干」や「パクチー」、「教授」「川島」などと川島隆太教授の顔にマイクで語りかけると表情が変化するなどのお遊び要素も増えている。
[編集] 毎日トレーニング
- 漢字書取:問題の傍線で示された部分を漢字で記入する。
- 算術記号:等式が成立するよう、+-×÷のいずれかの四則の記号を記入する。
- 名曲演奏:画面に表示される楽譜通りに、鍵盤をタッチして演奏する。
- 漢字合成:画面に表示されるいくつかの漢字を組み合わせてできる漢字を記入する。
- 聖徳太子:同時に再生される“かな”3文字の単語を聞き取りそれを記入する。
- 記憶加算:足し算を行い、答えを記入する。ただし、問題の数字の一部が塗り潰され次の問題に持ち越されるため、数字を記憶しながら行わなければならない。
- 音読差分:まず、画面に表示される文を音読する。その後、その文の一部が漢字から“かな”、または“かな”から漢字へ変わった文が表示されるので、変化した部分を漢字で記入する。
- 日付計算:日付、曜日を使用した問題が出題される。
- 四字熟語:一字欠けた四字熟語の欠けている漢字を記入する。
- 釣銭渡し:代金と渡されたお金が表示される。釣り銭を計算し、紙幣や硬貨をタッチして回答する。
- 高さ覚え:いくつかブロック(連結していることもある)が落ちてくる。最上段は何段目かを記入する。
- 順位数え:画面上で競走が行われる。濃い黒色で示された人が何位だったかを、追い抜いた数や追い越された数から求め記入する。
- 時計判断:表示されたデジタル時計やアナログ時計の指している時刻を記入する。回転・反転している場合もある。
- 英単書取:表示された日本語の説明に対応する英単語を記入する。
- 細菌撲滅:脳をリラックスさせるために用意されているパズルゲーム。内容はDr.マリオを踏襲したものだが、操作はタッチペンで行う。落下中のカプセルを移動するには、タッチしたままスライドし、回転するには軽くタッチして離す。また、カプセルを消したことによって他のカプセルが落下してくる場合があるが、接地するまではこれらのカプセルも操作ができるようになっている。そのため意図的に連鎖を起こしやすい。
[編集] 脳年齢チェック
- 後出勝負:表示されたじゃんけんの手に勝てる手または負ける手を、音声で答える。勝てる手・負ける手のどちらを回答するかは、画面で指示される。
- 連続減算:最初に2桁の数字と1桁の引く数が与えられるので、次々に1桁の引く数を引いたものを答えていく。例えば、65から連続して7を引くように指示が出たら、58、51、44、……2と記入していく。
- 漢字記憶:画面に表示される漢字を一定時間のうちに記憶し、その後記入する。
- 符号変換:画面上には数字とそれに対応する符号の表が示される。それに従い、表示された数字に対応する記号を記入していく。
- 記憶加算:毎日トレーニングの記憶加算と同じ。
- 5×5記憶:1から25の数字が5x5の形で不規則に並んでいる。どの数字がどの場所にあったか一定時間のうちに記憶し、場所と数字を記入する。
- 最高数字:画面上に表示された数字のうち、値が最も大きい(数字の書かれている大きさではない)ものを選んでタッチする。
[編集] クイズ
- 筆跡診断:筆跡から性格診断を行う。
- ここで一句:未完成の川柳が与えられるので、書き加えて句を完成させる。
- オヤジギャグ:テーマにそったギャグ・ダジャレを考えて記入する。
- 点つなぎ:散らばった点を自由につなぎ、絵を完成させる。
- 新お絵かきクイズ:ひとりがお題の絵を描き、他の人はそれを見て何を描いたかを当てる。
[編集] お手軽版
- お手軽トレーニング:個人データの登録なしに、トレーニングを行うことができる。種目は「漢字合成」。
- お手軽脳年齢チェック:個人データの登録なしに、20歳代~80歳代まで10代単位での大まかなチェックができる。種目は「後出勝負」と同じ。
- 筆跡診断:個人データの登録なしに、「筆跡診断」を体験できる。
[編集] 通信機能
- お手軽版配布:上記のお手軽を配布できる。
- 対戦お絵かき:対戦者全員がお題の絵を描き、自分以外の絵に投票しあう。最も得票の多かった者が勝ちとなる。
- 対戦漢字合成:「漢字合成」の速さを競う。
- 対戦5×5記憶:「5×5記憶」の得点を競う。
- 対戦釣銭渡し:「釣銭渡し」の速さを競う。