東武鉄道杉戸工場
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東武鉄道杉戸工場(とうぶてつどうすぎとこうじょう)とは、埼玉県南埼玉郡宮代町にあった東武鉄道の車両工場。東武動物公園駅に隣接していた。
西新井工場とともに、南栗橋工場に統合され、2004年3月31日に廃止された。
初期には、西新井工場が主に電車、杉戸工場が主に機関車・貨車の修繕を行っていたが、貨物輸送の縮小・廃止に伴い双方で電車の修繕を行った。
[編集] 沿革
- 1943年(昭和18年)12月1日 浅草検車区杉戸支区(第1工事区)を設置。
- 1945年(昭和20年)7月1日 杉戸工場(第1工事区)と改称。
- 1955年(昭和30年)浅草工場鐘ヶ淵派出所(第4工事区)を杉戸工場に移転。鐘ヶ淵派出所(第4工事区)は杉戸工場(第2工事区)と改称。
- 1958年(昭和33年)1月1日 杉戸工場(工事区)別職場制を廃止。
- 1959年(昭和34年)4月 電気機関車の一括修繕を開始。
- 1960年(昭和35年)貨車の修繕能力向上のため工場を拡張。
- 2004年(平成16年)3月31日 南栗橋工場に統合され廃止。
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