松村雄策
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松村雄策(まつむらゆうさく 1951年4月12日 - )は、音楽評論家、文筆家である。東京都大田区出身。
1972年8月に、渋谷陽一らとともに音楽雑誌「ロッキング・オン」を創刊する。音楽評論と並行して、イターナウ(EterNow)というグループでミュージシャンとして活動していた時期もある(渋谷がアルバムのプロデューサーを努めた)。ビートルズに強い影響を受け、彼らについて言及した文章が多い。また、レコードやコンサートの批評などで、主旨と全く関係がないような事柄を大きく取り上げ、おもむろに結論に移るという、独特の手法を使う。
ロッキング・オン誌創刊時から渋谷陽一と「渋松対談」(後に『渋松対談Z』)を行っており、単行本化されるほどの人気を博している。渋松対談では専ら渋谷のボケに対して冷めたツッコミを入れる役。
1991年7月から1992年2月にかけて、作家小林信彦との間でビートルズ論争を戦った。
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[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
- あなたに沈みたい/日本コロムビア(1978)
- GREEN LIGHT/日本コロムビア(1979)
- PRIVATE EYE /日本コロムビア(1979)
[編集] アルバム
- 夢のひと/日本コロムビア(1978)
- Private Eye /日本コロムビア(1979)
- Unfinished Remembers /徳間音工(1984)
[編集] 著書
- 苺畑の午前五時
- アビイ・ロードからの裏通り
- リザード・キングの墓
- 岩石生活(ロックンロール)入門
- プロレス狂宣言—涙と歓びのリングベル プロレス狂読本
- 悲しい生活
- 40過ぎてからのロック
- ポール・マッカートニー—メニー・イヤーズ・フロム・ナウ
- それがどうした風が吹く
- 定本渋松対談・復刻版
- ビートルズは眠らない
- R&BコンプリートCDガイド—ブルース・ロック・ヒップホップ・J‐POP
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