枝折峠
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枝折峠(しおりとうげ)は、新潟県魚沼市にある峠。国道352号の区間にあたる。
[編集] 概要
標高1065m。国道352号の枝折峠を経由する区間は非常に狭隘で、大型車(路線バスを除く)は通行止となっている。冬期(概ね12月~3月)は積雪等のため全面通行止となる。
なお、二輪車の通行禁止規制、時間を区切っての一方通行規制(午前中は魚沼市大湯(湯之谷・小出)方面から銀山平(奥只見)方面へ、午後は銀山平方面から大湯方面への一方通行)は、いずれも2006年に解除された。
大湯から銀山平の区間には新潟県道50号小出奥只見線(奥只見シルバーライン)が並行しており、こちらはトンネルを経由してバイパスして銀山平・奥只見方面へ向かっている。シーズン中は終日両方向通行できるため、現在はシルバーラインがメインルートとなっている。但し枝折峠には越後駒ヶ岳などの周辺の山岳へ向かう登山口が点在しているため、枝折峠を利用する車も多い。
尚、銀山平から福島県檜枝岐村方面へは、更に狭隘な峠道となる。奥只見湖に沿って断崖絶壁を走行する難所で、沿道には多数の河床路が存在し、沢の水が道路の上を横切って流れるようになっている。このため雨量が多くなると通行止の措置がとられるケースもある。
[編集] 交通
路線バス(越後交通)が、6~10月の休日及び7月中旬~8月下旬、1日1往復のみ運行している。
- 小出駅 - 枝折峠 - 銀山平