柄刀一
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柄刀一(つかとう はじめ 1959年-)は日本の推理作家。北海道、夕張市に生まれ、現在もそこに在住。札幌デザイナー学院卒業。日本推理作家協会・本格ミステリ作家クラブ現会員。
フリーターとして多くの職業を経験した後、1994年に、公募アンソロジー「本格推理3」に短編『密室の矢』が採用され、その後、1994年に『死者の立つ淵』で日本推理サスペンス大賞候補作となる。そして、1996年から、2年連続で鮎川哲也賞最終候補作に残り、当時同賞の選考委員をしていた有栖川有栖らの推薦を受けて、『3000年の密室』で本格的にデビューする。
新本格派ミステリー作家の一人に数えられている。『OZの迷宮』で、日本推理作家協会賞候補作に選ばれる。作品に登場する主な探偵に博物学者、宇佐見護や、"天才"天地龍之介などがある。
目次 |
[編集] 主な著作
[編集] 三月宇佐見のお茶の会シリーズ
- アリア系銀河鉄道
- ゴーレムの檻
[編集] 天地龍之介シリーズ
- 殺意は砂糖の右側に
- 幽霊船が消えるまで
- 殺意は幽霊館から
- 十字架クロスワードの殺人
- 殺意は青列車(ブルートレイン)が乗せて
- 殺人現場はその手の中に
- 連殺魔方陣
- 空から見た殺人プラン
[編集] その他
- 3000年の密室
- シクラメンと、見えない密室
- 4000年のアリバイ回廊
- 400年の遺言
- ifの迷宮
- マスグレイヴ館の島
- 奇蹟審問官アーサー 神の手の不可能殺人
- 凍るタナトス
- OZの迷宮 ケンタウロスの殺人
- サタンの僧院
- レイニー・レイニー・ブルー
- fの魔弾