柴崎友香
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柴崎 友香(しばさき ともか、1973年10月20日 )(本名同じ)は、日本の小説家。大阪府大阪市出身。大阪府立市岡高等学校、大阪府立大学総合科学部国際文化コース卒業。4年ほど機械メーカーでOLとして勤めた後、短編『レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー』でデビュー。
目次 |
[編集] 年譜
1999年
- 『文藝別冊 J文学ブック・チャートBEST200』に短編『レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー』が掲載されてデビュー。
- 『文藝』1999年冬号に短編『途中で』が掲載。
2000年
- 1月、初の単行本『きょうのできごと』を発刊。
- 『文藝』2000年夏号に短編『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』が掲載。
2001年
- 『文藝』2001年春号に短編『エブリバディ・ラブズ・サンシャイン』が掲載。
- 2月、単行本『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』を発刊。
2002年
- 『文藝』2002年夏号に長編『青空感傷ツアー』が掲載。
2003年
- 『文藝』2003年夏号に短編『ショートカット』が掲載。
- 12月、『河南文藝 漫画篇』掲載の『京都観光2024』にて初の漫画原作を手掛ける。絵は田雜芳一。
2004年
- 3月、『きょうのできごと』が行定勲監督により映画化、公開。
- 3月、単行本『青空感傷ツアー』を発刊。
- 3月、単行本『もうひとつの、きょうのできごと』を発刊。
- 3月、初の文庫『きょうのできごと』を発刊。
- 『文藝』2004年夏号に短編『やさしさ』を掲載。
- 4月、単行本『ショートカット』を発刊。
- 4月、『河南文藝 漫画篇』2004年初夏号に田雜芳一との往復書簡形式の作品『いつか、僕らの途中で』第1回掲載。
- 『ウフ.』5月号より『フルタイムライフ』の連載開始。
- 10月、『河南文藝 文学篇』2004年秋号に『いつか、僕らの途中で』第2回、第3回掲載。
- 12月、『河南文藝 漫画篇』2005年新春号に『いつか、僕らの途中で』第4回掲載(最終回)。
2005年
- 『ウフ.』2月号にて『フルタイムライフ』の連載終了。
- 4月、単行本『フルタイムライフ』を発刊。
- 11月、文庫『青空感傷ツアー』を発刊。
2006年
- 『文藝』2006年春号に長編『また会う日まで』が掲載。
- 2月、単行本『いつか、僕らの途中で』を発刊。
- 3月、文庫『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』を発刊。
- 『新潮』7月号に長編『その街の今は』が掲載。
- 10月、単行本『その街の今は』を発刊。
2007年
[編集] 作品
[編集] 小説
- きょうのできごと (河出書房新社、2000年1月、ISBN 4309013287)(河出文庫、2004年3月、ISBN 4309407110)
- 次の町まで、きみはどんな歌をうたうの? (河出書房新社、2001年2月、ISBN 430901402X)(河出文庫、2006年3月、ISBN 4309407862)
- 青空感傷ツアー (河出書房新社、2004年3月、ISBN 4309016227)(河出文庫、2005年11月、ISBN 4309407668)
- ショートカット (河出書房新社、2004年4月、ISBN 4309016332)
- フルタイムライフ (マガジンハウス、2005年4月、ISBN 4838715757)
- その街の今は (新潮社、2006年10月、ISBN 4103018313)
- また会う日まで (河出書房新社、2007年1月、ISBN 4309018010)
[編集] 共著作品
- いつか、僕らの途中で (ポプラ社、2006年2月、ISBN 459109149X)共著・イラスト、田雜芳一
[編集] ムック
- もうひとつの、きょうのできごと (河出書房新社、2004年3月、ISBN 430901626X)映画出演者によるイメージ写真と、柴崎友香の書き下ろし短編小説から成っている。