栗田ひろみ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
栗田 ひろみ(くりた ひろみ、1957年9月2日 - )は、日本の女優、タレント。1970年代を代表するアイドルの一人である。
東京都豊島区東池袋出身。成徳学園高校(現・下北沢成徳)卒。 中学生時代にNHKのテレビドラマ『さすらい』に出演して芸能活動を開始。1972年、大島渚監督の映画『夏の妹』の主役に抜擢されて注目を集める。映画自体は地味な作品でさほどヒットしなかったが、テレビや雑誌グラビアへの露出が増えるに連れて人気が高まる。
翌1973年、映画『放課後』、『ときめき』、テレビドラマ『伊豆の踊り子』に主演して人気が沸騰。少し翳りのある優等生のイメージで多くのCMに出演し、レコードデビューも果たした。
1974年10月、週刊プレイボーイ特別編集の大判写真誌「プレイガール」の表紙を篠山紀信撮影のヌードで飾り、世の青少年に衝撃を与えた。その後も映画やテレビで活動を続けるが、1981年以降は芸能界から離れ消息が途絶えている。
[編集] 出演作品
[編集] 映画
- 夏の妹(1972年、創造社=ATG)
- 放課後(1973年、東宝映画)
- ときめき(1973年、松竹大船)
- 街の灯(1974年、松竹=田辺エージェンシー)
- 沖縄10年戦争(1978年、東映京都)
- 地獄(1979年、東映京都)