桂小文吾
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桂 小文吾(かつら こぶんご)は、上方落語の名跡。当代は6代目。
- 初代 桂小文吾(?)は、3代目桂文吾の実子で、その門下。本名、享年とも不詳。
- 2代目 桂小文吾(1859年 - 1891年5月7日)は、後の2代目桂文三。
- 3代目 桂小文吾(1864年 - 1915年9月17日)は、後の4代目桂文吾。
- 4代目 桂小文吾(?)は、初め都家都正門下で都家都若。次に4代目桂文吾門下で4代目小文吾を襲名。本名は坂田種造。享年不詳。
- 5代目 桂小文吾(?)は、初め2代目桂梅枝門下で桂梅之助。次に初代桂扇枝(後の3代目桂文三)門下で扇之助を経て、5代目小文吾を襲名。本名、享年とも不詳。
- 6代目 桂小文吾(1940年 - )は、本名: 寺田成行。14歳の時、5代目桂文吾に入門。少年落語家として高座に上がっていたが、21歳の時、宝塚新芸座に役者として参加。後、鳥取県米子市で就職し、定年まで勤務。現在は地元のテレビ局に出演したり、落語会を開いたり、米子市児童文化センターにて子供達に落語を教えている。
[編集] 出典
- 『落語系圖』(月亭春松編)
- 『古今東西落語家事典』(平凡社、1989年)
- 東西落語家系図 - 桂七福公式サイト内の系図
- 弓浜ホスピタウン転倒予防教室 - 当代のプロフィールあり。7代目としているが、6代目の誤りか。