桜井市コミュニティバス
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桜井市コミュニティバス(さくらいしコミュニティバス)とは、奈良県桜井市が奈良交通に委託して2005年10月から2年間の試験運行を行っているコミュニティバスのことである。担当は奈良交通榛原営業所である。
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[編集] 現行路線
桜井市内を中心に4つの路線を運行している。飛鳥線を除き、運賃は均一料金となっている。また、各線とも奈良交通のICカード乗車券CI-CAの利用が可能となっている。ただし、定期券を利用の際は一部区間で奈良交通バスの平行路線があっても共通乗車する事ができない。
[編集] 桜井初瀬線
- 桜井駅南口~宇陀が辻~初瀬観光センター~長谷寺参道口~与喜浦
- 2005年10月1日 奈良交通桜井初瀬線50系統、51系統を休止し、桜井市コミュニティバスに変更する。
- 全日運行される。なお、吉隠柳口発が朝に1回ある。なお、一部便は与喜浦において小夫線と接続を取る。
[編集] 小夫線
- 長谷寺駅~与喜浦~滝倉~小夫
- 2005年10月1日 奈良交通桜井発瀬線55系統を休止し、桜井市コミュニティバスに変更する。
- 奈良交通時代の55系統は、桜井駅南口発着であったのを与喜浦での桜井初瀬線との接続に改めて、長谷寺駅前どまりに変更した。本系統は、全日運行されるものの、学校休校日運休となる便も存在する。なお、朝の小夫発の1便のみ吉隠柳口方面を経由せずに運行する。
[編集] 朝倉台線
- 大和朝倉駅→脇本→桜井駅北口→桜井市役所→上之庄・ジャスコ前→桜井税務署→桜井駅北口→脇本→大和朝倉駅
- 2005年10月1日 運転を開始する。
- 平日のみ運行される路線である。
[編集] 飛鳥線
- 桜井駅南口~山田寺~石舞台
- 2005年10月1日 運転を開始する。
- 土曜休日のみの運行であるが、平日を含めて奈良交通の路線バス36系統、37系統も同区間を走っている。本数は同じ本数が確保されており、土曜休日は平日の2倍の運転が行われている。なお、この路線のみ運賃は均一ではなく、奈良交通の運賃にあわせたものとなっている。
[編集] 車両
車両は、奈良交通バスの車両を使用している。ただし、一般路線バスとコミュニティバスの区別のために、車両前面及び側面にステッカーを貼り付けている。