長谷寺駅
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長谷寺駅(はせでらえき)は、奈良県桜井市初瀬にある近畿日本鉄道大阪線の駅。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地平駅。ホーム有効長は6両。傾斜面にあるため、下り線(北)側にある駅舎はホームよりほぼ1階分ほど下にあり、各ホームへは階段で連絡している。改札口は1ヶ所のみ。まわりより高いところにあるので、盛土駅のようにも見える。便所は通常は改札内にあり、男女別の水洗式。なお、この便所は改札内と改札外の2箇所に鉄製の扉が設置されている。普段は改札外の扉が閉じられているが、状況に応じて改札内の扉を閉じる事で改札外トイレに切り替えられる。
そのほかに下り線の北側に側線と使われていないホーム跡がある。
- のりば
- 榛原・名張・青山町・伊勢志摩・名古屋方面
- 大和八木・上本町・難波・奈良・京都方面
[編集] 特徴
本来は急行通過駅だが、春のぼたん祭りの時期や秋の紅葉の時期に急行が臨時停車することがある。
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果では、1日の利用客は1258人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、229位。
- 大阪線の駅(48駅、他線接続駅含む)の中では、41位。
- 奈良県内の近鉄の駅(90駅)の中では、75位。
[編集] 駅周辺
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
- 1929年(昭和4年)10月27日 参宮急行電鉄の桜井~長谷寺間開通と同時に開業。
- 1930年(昭和5年)2月21日 参宮急行電鉄の長谷寺~榛原間開通。
- 1941年(昭和16年)3月15日 大阪電気軌道との会社合併により、関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
なお、参宮急行電鉄開業前の1909年から開業後の1938年まで、桜井駅から長谷寺駅よりやや西側にあった初瀬駅の間に、初瀬軌道→大阪電気軌道長谷線が並行して存在していた。