椿貞良
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椿貞良(つばきさだよし)は日本のジャーナリスト、元テレビ局役員。
1936年生まれ。1960年に当時の日本教育テレビ(現在のテレビ朝日)に入社後、報道記者。ほぼ一貫して報道畑を歴任。ワシントン特派員、北京支局長も務める。報道局次長を経て1989年にテレビ朝日報道局長。1993年6月からは取締役を兼任。
しかし、取締役報道局長に在任中の1993年9月、日本民間放送連盟(民放連)の会合で、総選挙期間中に非自民政権樹立を促す報道姿勢であった旨発言し、放送法に違反している疑いを持たれ、政界・官界を巻き込む大騒動となる(椿事件)。これにより、10月に取締役と報道局長職を解任された。