樺太庁博物館
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樺太庁博物館(からふとちょうはくぶつかん)は、かつて日本領土だった樺太豊原市東8条南6丁目にあった博物館である。現在ロシア・サハリン州がサハリン郷土博物館として運営している。
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[編集] 沿革
[編集] 特徴
- 日本の城郭をイメージしたものであった。
- 樺太の動植物、鉱物、民族、考古学などの資料が展示されていた。現在のサハリン郷土博物館も日本時代の展示方法を踏襲している。
[編集] 現状
- 正面玄関には狛犬があるが護国神社から移設したものである。
- 敷香郡散江村遠内に存在した北緯50度線の国境標石「天第一號」と敷香郡敷香町半田沢にあった国境標石「天第三號」が保存されている。
- 日本時代の建築物では保存状態は最良といえる状況である。
- ソ連時代は日本時代は一切抹殺されていたが、ソ連崩壊後は日本時代の資料についても歴史の一部として博物館で公開されている。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 樺太 | 樺太の建築物・観光名所