機関車ジェームス
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機関車ジェームス(きかんしゃ-)は、絵本シリーズ「汽車のえほん」および、テレビシリーズ「きかんしゃトーマス」に登場するテンダー式蒸気機関車。
- 英名-James
- 番号-5
- 原作初登場-2巻「機関車トーマス (絵本)」4話「トーマスときゅうえん列車」
- 人形劇初登場-2巻3話「ジェームスのだっせん」
- 他の主役巻-「赤い機関車ジェームズ」(汽車のえほん第3巻)
- カラーリング-赤(詳細は後述)
- 性別-男性
- 性格-少し怒りっぽいが、お調子者でもあり、思い込みが激しい。綺麗好きで、汚いものと貨車は大嫌い。
- 声優‐森功至
- BGM-いかにもうぬぼれ屋の様な、少しおどけた感じ。客車と貨車で作り分けたのか、テイクの種類が他の機関車より多い。
- 車輪配置-動輪は3軸(車軸配置2-6-0)、内側シリンダー式。
- 運用-客車も貨車も扱うが、上記のとおり貨車が嫌い。
- 原作と人形劇の違い-「ズ」と「ス」の発音の違いのみ。ちなみに新装再版では「機関車ジェームス」となっている。
- モデル-いろいろ採り立たされているが、そっくりなモデル機関車は無い。作者オードリーと挿絵画家ダルビーが、いろいろなテンダー機関車の要素を集めてデザインしたフリーランス機関車と思われる。
- その他
- 客車を乱暴に扱って故障を起こし、乗客がもっていた「靴ひも」(原作は「ブーツのかわひも」)で修理するトラブルを起こし、トビーなど、仲間の機関車からしばらくは、その「靴ひも」の事でからかわれた。
- 誹謗中傷は錆びたくず鉄。
- ハチに刺された事がある。
- 塗装をぬりなおされる度に自慢する(ジェームスは作中何度も塗りなおされる)。但し、塗装に関しては不遇な立場になることも多い。
- ゴードン、ヘンリーと一緒に謹慎処分を受けたことがある。
- 復旧内容と色について
- どうしても量が多くなるので個別項目にて。原作では2巻に黒色で登場し、元々は木の動輪が2軸という古い形の機関車だったが、猛スピードで走る貨車たちに押されて事故を起こす。トーマスがクレーン車を使って助け、この後ヘンリーと同じクルー工場で、鉄製の動輪と制輪子と赤+黒・金ラインをもらった(3巻~現在)赤い車体色は彼の一番の自慢になっている。もっとも原作1巻には、ジェームズそっくりの赤い機関車が登場してるのだが…人形劇ではそのシーンが、トーマスに置き換えられている。