沖縄県道248号屋我地仲宗根線
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沖縄県道248号屋我地仲宗根線(おきなわけんどう248ごうやがじなかそねせん)は沖縄県名護市屋我地島の運天原と国頭郡今帰仁村仲宗根とを結ぶ予定の一般県道で、現在同路線の目的・シンボルであるワルミ大橋が建設中である。
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[編集] 概要
[編集] 区間
[編集] 通過自治体
- 名護市(屋我地島)-国頭郡今帰仁村(沖縄本島)
[編集] 交差・重複道路
- 沖縄県道110号線(起点)
- 国道505号(本部循環線、終点、今帰仁村天底~終点間は重複)
[編集] 主な橋
- ワルミ大橋(全長315m、現在建設中)
[編集] 歴史・特徴
- 2005年に開通した古宇利大橋(沖縄県道247号古宇利屋我地線・屋我地島~古宇利島)とセットで今帰仁村側の沖縄本島と屋我地島とを結ぶワルミ架橋が計画され、1996年に県道に指定された。
- 今帰仁村側の沖縄本島と屋我地島とは僅か数百mしかないが、古宇利大橋開通後は古宇利島が今帰仁村、屋我地島が名護市と自治体が違うため、村役場のある仲宗根に向かうには県道110号、国道58号、国道505号と羽地内海にそって約15kmを迂回しなければならず不便を強いられている。また所轄の警察署、消防機関、集配・配達の郵便局も異なるため、事件事故・火災救急があった場合や郵便集配配達のさいにも迂回しなければならず不便である。さらに今帰仁村内の中学校は2004年に統合したため、古宇利島の生徒は通学送迎バスに乗ってあれだけの距離を迂回して通学しているという(橋開通前は船でわざわざ通学していた)。そのためワルミ架橋の早期開通が待たれるが、2010年頃に開通予定。
- 島の住民の中には名護市への編入を求める声もあり、日本の縦割り行政の弊害が出ているとの意見もある。