沖縄県道3号線
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沖縄県道3号線(おきなわけんどう3ごうせん)は沖縄県糸満市小波蔵と喜屋武とを結ぶ一般県道。
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[編集] 概要
- 起点・糸満市字小波蔵(国道331号)
- 終点・糸満市字喜屋武
- 総延長・1.87km(実延長も同じ)
[編集] 通過自治体
- 糸満市
[編集] 交差する道路
- 国道331号(旧道・起点)
[編集] 路線バス
琉球バス交通の南部循環線(107番・108番)が終点の喜屋武で折り返す形で全区間通っている。107番は糸満市街方面、108番は米須方面にそれぞれ行くことになっている。かつては糸満バスターミナルから喜屋武のみへ行く喜屋武線というのがあったが、南部支線の路線再編で1980年代に真壁線や米須折り返し線と集約して今のような路線となった(喜屋武線のころは喜屋武で停車していたが、今はバス停で折り返すのみ)。
[編集] 歴史
- 1953年に琉球政府道3号線として指定。1972年の本土復帰と同時にそのまま番号が引き継がれて県道となったが、大部分が復帰と同時に国道331号となったため、県道3号線となったのは僅かなこの区間だけ。
- 沖縄本島最南端の喜屋武岬へ向かう道路だが、この県道の終点は喜屋武郵便局や交番などがある同集落の中心地でその先は市道として喜屋武岬へつながっている。しかし市道になると集落道路なため道幅が狭くなる(県道区間は2車線)。
- 現在起点が糸満市小波蔵の国道331号となっているが、1994年にこの付近に名城バイパスが開通したため、同国道は旧道扱いで、一部は市道に降格されたため、近い将来現在国道となっている旧道も県道に降格して同路線に編入される可能性がある(編入されると起点は糸満市真栄里となり、距離も1km程度延びる)。