浄法寺バイパス
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浄法寺バイパス(じょうぼうじばいぱす)は、岩手県道6号二戸五日市線のバイパス道路である(未開通)。
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[編集] 区間
- 全長は3.6km。
[編集] 起点
[編集] 終点
- 岩手県二戸市浄法寺町(滝見橋付近)
[編集] 整備の目的
主要地方道二戸安代線(現・二戸五日市線)は二戸市と安代町(現・八幡平市)を結ぶ幹線道路であり、岩手県地域防災計画において緊急輸送路に指定されている。また、安比高原スキー場をはじめとする観光ルートとなっているほか、八戸自動車道の代替道路としての機能も果たしている。
しかしながら、浄法寺町域においては幅員狭小、線形不良のため見通しが悪く、歩道も未整備である。また、冬季はスキー場へ向かう車により交通量が増大するが、積雪によりさらに幅員が狭くなり、安全で円滑な交通に支障をきたしている。
このような問題を解決するため、1996年度より事業着手。迂回路が整備されているにもかかわらず山間に新道を通すことから反対も多く、用地買収に難航しているが、部分供用を経て2011年度全線開通を目指している。
[編集] 構造
- 車道幅員6.5m。
- 当初計画では全線幅3.5mの歩道を設置する予定であったが、コスト削減のため2006年に歩道設置区間1.2km、幅2.5mに縮小されている。